『くらべましょう』(その2)

 きゅうりと かぼちゃは、 どんなところが にて いますか。

 昨日は、上の「問題の文」に対する「答えの文」を考えてもらいました。昨日の『レインボー』でも書いた通り、教科書では次のような「答えの文」になっています。

どちらも やさいです。
どちらにも たねがあります。

 「問題の文」を黒板に書いた後、子供達に次のように言いました。

 これが、「問題の文」の2番目ですね。今日は、この問題の文の答えを考えてもらいます。

 実は、この国語の時間に初めて考えさせたのではなく、朝学習の時間にノートに書いてもらってあったのです。(昨日は雨だったため、外に出ての朝活動ができず、朝活動後の時間が比較的多かったものですから。)
 それを、この時間に発表してもらったわけです。
 自動車と電車の違いを考えるよりは難しかったと思います。しかし、おもしろいもので、友達の発表を聞いているうちに続々とおもしろい考えが浮かんできたようです。
 発表はかなり活発に行われました。
 子供達の発表してくれた内容を紹介します。

○どちらも たべられます。
○どちらも みどりです。
○どちらも はたけで とれます。
○どちらも つちのなかで うまれます。
○どちらも でこぼこしています。
○どちらも うちでもとれます。
○どちらも おいしいです。
○どちらも そとがわがにています。
○どちらも たねを うえて できます。
○どちらも みずをやらなければ おおきくなりません。
○どちらにも ぶつぶつがあります。
○どちらにも はながさきます。
○どちらにも おおきくしてくれたひとがいます。

 これらが、この時間、子供達が発表してくれた内容です。1年生らしい素敵な答えがたくさんあると思います。また、1年生だからこそ出てくるのだと思います。
 大人になってくると変に固定観念で凝り固まってしまい、なかなか子供のような自由な発想ができなくなってしまうものです。

 さて、この後は、次のように進めました。

 これから、先生が新しい「問題の文」を読みます。みんなは先生の言ったとおりノートに書いてください。

 出した「問題の文」は次のものです。

(1) じどうしゃと でんしゃは どんなところが にていますか。
(2) きゅうりと かぼちゃは、 どうちがいますか。

 それぞれについて、自分で答えの文を作らせようとしたのです。
つまり、教科書とは全く逆のパターンで考えさせたわけです。しかし、これがなかなか手ごわかったようです。問題の意味をつかめない子供が約1/3程いるのです。これでは学習になりません。私の問いかけ方がうまくなかったわけです。
 強引に進めるわけにもいかず、次の時間に改めて考えさせることにして学習を終えました。

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