『くらべましょう』(その5)

【どんなところが にていますか編】

かぶとむしと くわがたは、どんなところが にていますか。
どちらも つのがあります。
かずとし

ちはるちゃんと かずみは どんなところが にていますか。
どちらも かわいいです。
どちらも きれいです。
かずみ

ねこと いぬは、どんなところが にていますか。
どちらも みみがさんかくです。
けいこ

かばと わには、 どんなところが にていますか。
どちらも くちがでかいです。
どちらも みずのなかにいて みずのなかでいきています。
こういち

うさぎと ねこはどんなところが にていますか。
どちらも ひっかきます。
ゆみ

 いかがでしたか。なかなかのものだと思いませんか。
 結構苦労している子供もいたようですが、傑作がたくさんできてきました。
 淳くんの、作品など笑わせてもらいました。私好みの作品です。
 また、和美さんの作品もすごいと思います。自分で「かわいいです。」「きれいです。」と言い切ってしまうあたり、1年生ならでは作品ではないでしょうか。
 6年生くらいになると、逆に自己批判をする作品が生まれてきます。その時にしか書けない文章というのはあるものです。
 もうすぐ、作文の学習に入ります。今の時期にしか書けない文章をたくさん書きためていってほしいなあと思います。一生の財産になるに違いありません。
 昨年、荷物整理をしている折、小学校低学年時代の「絵日記」が出てきました。ウルトラマンの表紙のノートです。落書帳かなと思いながら中を覗いてみたら、それが「絵日記」だったわけです。読みながら、ついゲラゲラと笑ってしまいました。
 みみずがのたうちまわったような稚拙な文字で、弟と喧嘩して母親に叱られたことばかりが、毎日のように綴られているのです。
 大人になってから、子供の頃の文章を読むのも結構楽しめるものです。
 子供達の文章修行はこれから第一歩が始まるわけですが、楽しみながら文章が書けるような子供になってほしいなあと願っています。

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