むしのはなし(その3)

『むしのはなし』は、大きく2つの部分に分かれています。「あげはちょう」について書いた部分と「あり」について書いた部分です。
「あり」について書いた部分はこんなふうに学習しました。

まず、昨日お伝えした「あげはちょう」の学習と同様に、それぞれの文に番号をふらせました。
「あり」について書いた部分にも次の5つの文があります。

1.ありが、ばらのくきを いったりきたり しています。
2.いったい、なにをしているのでしょう。
3.あぶらむしをさがしているのです。
4.ありは、あぶらむしをみつけると、ひげでかるくたたきます。
5.そして、あぶらむしからでる あまいしるを すいます。

さて、番号をふらせたところで聞きました。

1〜4の文の中で、問題の文はどれですか。

「問題の文」については前の学習「くらべましょう」で学習していたのですが、中には忘れてしまった子もいたようです。
ほとんどの子供が「2の文である」と言い、全員の賛成を得ました。忘れていた子供も思い出したようです。
そして、私が、

問題の文があるということは、どこかに・・・

と言いかけたとき、何人かの子供達から、
「答えの文!」
という元気のよい声が返ってきました。

そうですね。きっとどこかに答えの文がありますね。答えの文は一体何番でしょう。

つぎの3通りの答えが出てきました。

3.あぶらむしをさがしているのです。
4.ありは、あぶらむしをみつけると、ひげでかるくたたきます。
5.そして、あぶらむしからでる あまいしるを すいます。

3番に手を挙げた子が、大多数。4が6名。5が2名でした。
理由を言ってもらったところ、3番を主張する子供から、次のような意見が出されました。
「問題の文のすぐ後にあるから、答えの文は3だと思います。」
「ひげで、かるくたたいたり、あぶらむしからでる、あまいしるをすうのは、あぶらむしを探してからじゃないと出来ない。
こんな意見が出ましたので、ありの動きを順に見ていくことにしました。
一つ一つ「まずなにをするの?」というふうに、子供達と確認していき、
さがす→みつける→ひげでかるくたたく→あまいしるをすう
という行動の順序になっていることをまとめました。
ここまで考えた後、もう一度、答えの文はどれか聞いてみると、今度は全員が「3の文だ」ということで一致しました。
子供達にとっては、それほど難しくもなく、かと言って簡単すぎたわけでもなく適度な抵抗のあった学習だったようです。

【お家の方の声】
毎日レインボーを楽しみに読ませていただいております。何もわからなかった子供を1学期の間で、ここまでに教えていただいたことを心から感謝いたします。
いつか「教師は忘れる」という題で書いてくださった文章で、私も主人もとても反省させられましたし、先生の毎日が、いかに大変なご苦労だか思い知らされました。
思うほど、子供のことを見てやれない母親ですみませんが、生き生きとして学校のことを話すのを見て、本当にありがたいことだと思っております。
どうか、今後ともよろしくご指導下さいませ。
勇起くんのお母さんより

こういうお便りをもらうと、本当にうれしくなります。また、自分の力不足を大変申し訳なく思います。
レインボーは子供達の様子を皆さんにお伝えすると共に、私自信の教師修業の一つでもあるのです。
読みづらい所は読みとばしてください。

back