カタカナの学習

1学期、ひらがなの学習を一通り終え、漢字の学習が始まった事をお伝えしました。学習した漢字も、すでに12文字になりました。(2学期に入り、大体1日2文字くらいの割合で学習しています。)
さて、今日からはそこに加えてカタカナの学習を始めました。子供達にとっては新しく学習することがたくさん出てきて大変でしょうが、ひらがな、漢字と同様、毎日少しずつ学習を積み重ねていって欲しいと思っています。
小学校でのカタカナ学習は次のように進められることになっています。

1年生・・・大体を読んだり書いたりできる。
2年生・・・読んだり書いたりできる。カタカナの使い方がわかる。
3年生・・・文や文章の中で、適切に使える。

したがって、1年生の段階では、全て完璧に覚える必要はないのですが、私は是非1年生のうちに完璧に覚えて欲しいと考えています。なぜなら、カタカナを覚えることは漢字を学習するときに非常に大きな武器になるからです。
今のところは学習している漢字も比較的画数が少なく単純な字形の文字が多いのですが、もうしばらくすると、かなり複雑な字形の文字も出てきます。
複雑な漢字を覚えるとき必要となるのは、

○文字を分析する力
○文字を総合する力

です。
「文字を分析する力」とは例えば、「仏」という文字を「イ」と「ム」に分けて捉える力、「名」という文字を「タ」と「ロ」に分けて捉える力のことです。
逆に、「イ」と「ム」を合わせると「仏」、「タ」と「ロ」を合わせると「名」と考える力が「文字を総合する力」と言うことができます。
ですから、カタカナを覚えていない子供は漢字を覚えるときに非常に苦労することになるのです。事実、漢字が非常に苦手な6年生にカタカナを書かせてみたら書けなかったということがあったほどです。
早いうちにカタカナを覚えさせない手はありません。しかも、カタカナはほとんど直線のみの比較的単純な字形をしていますので、子供達にとってはひらがなよりも覚えやすいのです。

「サイタ サイタ サクラガサイタ」「アカイ アカイ アサヒ アサヒ」

昔の教科書は全てカタカナから始まっていました。おじいちゃん、おばあちゃん方などはひらがなより先にカタカナを習ったのではないでしょうか。

さて、カタカナはそれほど複雑な文字は出てきませんので、50音順に教えていくつもりです。早速、昨日は「ア」と「イ」を学習しました。「阿」「伊」という漢字からできた文字であることも少し話しました。漢字とカタカナの関わりは高学年になってから学習することなのですが、子供達は興味深そうに聞いていました。
「ア」と「マ」、「シ」と「ツ」など、紛らわしい文字もありますが、今学期の終わりには、全員が全部のカタカナを読み書きできるようになって欲しいと思っています。

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