名画になるか?体重測定(その4)

画用紙には色まで着いた「自分」が描かれています。どの子の絵も個性的で、素晴らしく上手に描けています。
さて、この時間はいよいよ「体重計」を描き加えます。
保健室から重い体重計を教室に持ち込みました。それだけで子どもたちは大喜びです。
次のように話をしました。

今日は体重計を描きます。体重計をよく見てください。ここは体重計の台です。ここは体重計の頭です。文字盤といいます。そして、この細いところが体重計の首です。
体重計は次の順番で描きましょう。
1 台 
2 文字盤 
3 首 

ただ、実際には一つずつ確認しながら描かせていきました。次のようにです。

では、台を描きます。
両足が台からはみ出さないように大きく描きましょう。

よし、みんな上手に描けましたね。次は文字盤を描きます。前にある文字盤をよく見ながら、数字も描きましょう。
文字盤を描こうと思う場所を指でおさえなさい。では、そこにコンテを置きましょう。
かたつむりが出発します。用意、スタート・・・

最後は首です。台と文字盤をつなぐんだよ。文字盤からスタートしても台からスタートしてもいいです。スタートする場所にコンテを置いて。では、かたつむりの線でゆっくりつないでいきなさい。

これで、体重計が描けました。ちょうど1時間かかりました。

次の時間。今度は着色です。

パレットに白・赤・黄・青を出しなさい。昨日と同じです。
今日はそこにもう一色出します。みんな藍色って知っていますか?(知らない子もいるようです。)青のすごく濃いやつです。絵の具の箱の中から探してごらん。(全員が簡単に見つけました。)
では、藍色も出しましょう。
藍色を広いお部屋に出しましょう。
そこに黄色と赤と白を少しずつ混ぜてごらん。

体重計の色は肌色の時ほど細かく指示は出しませんでした。ですから、藍色がベースになっているのですが、他の色を混ぜる割合によって、かなり違った色ができあがります。好みの色を作らせて着色させました。ただ、次のことだけは徹底させました。

筆は絶対にこすらないこと、色を画用紙の上に置いていくようにしなさい。

大きさも色も子どもによって全部違います。様々な体重計ができあがりました。
着色に1時間。コンテでの線描も含めて体重計が完成するまでちょうど2時間です。
画用紙の上には様々な格好をした「自分」と、そして「体重計」が描かれています。ようやく体重測定らしい絵になってきました。子どもたちも満足そうな顔をしていました。

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