虎に立ち向かえるか?

道徳の時間です。
下の物語を使って学習してみました。

もりのひろばで、おまつりがはじまりました。
お月さまも、にこにことあたりをてらしています。

こぶたさんが、しくしくとないています。しかさんと うさぎさんと きつねさんが、わけをたずねました。
「とらさんに、『おまえはおどりがへただから、おどってはいけない。むこうへいけ。』といわれたの。」
とこぶたさんがいいました。

とらさんが、こわいかおをしてにらんでいます。

子供たちにプリントを配り、私が2回読んで聞かせました。子供たちはこれで話の筋はつかめたようです。
確認のために聞きました。

登場人物は何人ですか。

「お月さま」「こぶた」「しか」「きつね」「うさぎ」「とら」の6人ということで確認されました。
続いて、登場人物と話の筋について黒板に次のようにまとめました。

お月さま・・・出てくるだけ。
こぶた・・・・とらにいじめられてないている。
しか
きつね・・・・こぶたを心配している。
うさぎ
とら・・・・・こぶたをいじめた。今はにらんでいる。

これで、全員がこれから問題を考えるための準備ができたわけです。
さて、今日考える問題は次の1つです。

こぶたさんの話をきいた鹿さんたちは、この後どうすればいいでしょう。

子供たちから出された意見は5つです。

A.とらに文句を言う(喧嘩する)。3人
B.踊りを見せてもらう。15人
C.とらにもいじわるをする。1人
D.「こぶたさんも仲間にいれてあげれば?」と注意する。4人
E.「あやまれ」と言う。5人

「これはダメだ」という考えがあったら教えて下さい。

A.とらに文句を言ったら、なおさらとらが怒ってしまうからダメ。
B.「踊りを見せて」といってもとらは踊らない。
C.いじわるをしたら、鹿さんたちもとらと同じく悪い子になってしまう。
D.どうせ、仲間にいれてくれるわけがない。
E.「あやまれ」と言っただけでは謝るわけがない。

これらの意見を聞いた後、再度、自分が一番よいと思う考えを一つ選んでもらいました。結果は次の通りです。
A.3人 B.14人 C.0人 D.10人 E.1人
ここで聞いてみました。

もし、みんなが鹿さんだったら本当にそうしますか。

こうなると、子供たちの反応も若干変わってきます。今度は自分が当事者になるわけです。
A.1人 B.11人 C.0人 D.11人 E.5人

ここで、話の続きを配りました。次のものです。

3びきはそうだんをしました。そして、おもいきってとらさんにいいました。「いじわるするのは、いけないこと。みんなでいっしょにおどりましょう。」
とらさんは、かおをまっかにして、3びきめがけてとびかかりました。

つまり、注意はしたものの虎は怒って暴力に訴えてきたわけです。そこで子供たちに聞きました。

鹿さんたちは、ほんとうに注意してよかったのでしょうか。

ちょうど、時間になってしまったため考えを紙に書いてもらいました。
難しいところです。勇起を出して言えば、自分の身に災いがふりかかるし、かといって黙っているわけにもいかないようだし・・・。
子供たちの考えは次号で紹介します。

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