1年生算数最後の関門 2桁の計算

今、算数で「2桁の計算」を学習しています。2桁の計算とは例えば次のような問題です。

25+32 34+62 2+56 84+3 98-45 54-3 78-15

繰り上がり・繰り下がりはありません。繰り上がり・繰り下がりのある2桁の計算は2年生になってから学習します。

さて、すでに2時間学習して大体計算の仕方がわかるようになってきたのですが、昨日は次のような学習をしました。

おはなしの本が25さつ、ずかんが13さつあります。本はみんなでなんさつありますか。

これが問題です。黒板に書き、子供たちにもノートに写させました。
全員が視写し終えたのを確認し、音読させました。そして問います。

どんな計算をすればいいのですか。

子供たちは答えます。
「たし算です!」

そうですね。何+何ですか。

「25+13です。」
ここまでは、誰でも答えられる確認事項のようなものです。この計算をどうやってやるのかが本当の問題になるわけです。
やり方についてはすでに学習しているのですが、とぼけてみました。

56ですね。

「ちがーう!」
「先生、頭おかしくなったんじゃないの?」
「なんで56なの!」
子供たちはほとんど絶叫に近い叫び声をあげています。
そこで、私が説明しました。

だって、56だよ。いいかい。(下のように黒板に書きました。)

文句があるかい?

当然子供たちは反論してきます。
圭子さんが次のように反論してきました。
「10の位と1の位をたしちゃだめ。」
またある子が、
「縦の計算(筆算)にすればわかるよ。」
と言います。
そこで、筆算形式で黒板に書き、その隣りにタイル図を書き添えました。

タイル図は、計算の仕組みを考えるとき、非常に便利な図です。子供たちは1学期からこのタイル図に親しんで、算数の学習をしてきています。
この図を見れば正解は一目瞭然です。10のタイルが3本、バラのタイルが8個、38が正解となります。
「ほうら、やっぱり38だ!」
「先生、わかった?」
「だめだなあ、先生。ぼくたちの方が頭いいじゃないか。」
子供たちは得意満面です。正しい計算の仕方を私に教えることにより、2桁の計算のやり方に対する理解を深めてくれたようです。
2桁の計算。1年生の算数では最後の関門と言ってもいい学習です。がんばってできるようになってほしいですね。

back