一年生の文章作法(その3)

昨日のレインボーで「一文を短くする」という学習の様子をお伝えしました。 宿題は、3、4時間目と連続で行ったスキー授業のことについて作文を書いてくることでした。
子供たちが書いてきた作文を紹介します。

きょう、グラウンドと田んぼのまわりで、スキーをしました。
すごくきゅうのさかをおりました。そこでちがうコースにいってしまって、なんかいもころびました。まっすぐなコースだったら、あまりころばなかったのになあ。
とおくすぎてすごくつかれました。一生、先生をうらんでやろうかとおもいました。
うそだけど。
吉博

きょう、スキーがありました。わたしは、ちょっといやだったけど、しょうがないからスキーをやりました。
わたしはスキーをはいたら、すこしあそんでいまっていました。きょうは、下の田んぼにいって、3、4しゅうすべったのでとてもつかました。
わたしたちは、へやにいってきゅうしょくしたくをしてから、
「いただきます。」
をして、きゅうしょくをたべました。
わたしは、きんにくつうにならないように、なるべくきをつけました。
ゆみ

一文も適当な長さですし、段落も意識して書かれています。また、吉博君もゆみさんも最後の文にセンスを感じます。1年生としては上々の作文だと思うのですがいかがでしょうか。

さて、きょうはこんな学習をしました。
まず、黒板に次の文章を書きました。

あさ、7じにおきました。
あさごはんをたべて、はをみがきました。
げんきよく、
「いってきます!」
をいって、うちを出ました。
学校につくとあさかつどうをしました。
1じかんめはさんすうでした。
2じかんめはこくごでした。
3じかんめはたいいくでした。
4じかんめもたいいくでした。
きゅうしょくをたべました。
あそびました。
そうじをしました。
5じかんめはおんがくでした。
かえりのかいをしてかえりました。
うちにかえって、ともだちとかまくらをつくってあそびました。とてもたのしかったです。
しゅくだいをして、ゆうごはんをたべました。
はみがきをして、9じにねました。

子供の作文の引用ではありません。私の創作です。子供たちの作文を読んでいて、このような文章が目についたので典型例を私が作って示したのです。
全員に音読させた後、尋ねました。

この文章を読んで気づいたことを教えてください。

「国語で何を勉強したのかが書いていない。」
「昼休みに何をして遊んだのかが書いていない。」
「あったことしか書いていない。」
このようなことを子供たちは発表してきました。
いいところをついているのですが、一番の欠点を指摘できる子供はいませんでした。
そこで、この文章の欠点を次のように話しました。

〜次号へ〜

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