おてがみ

国語では1年生最後の学習に入っています。「おてがみ」という物語文です。最後に学習する教材文らしく、これまで学習した中では最も長い文章です。
2時間ほど音読練習をしましたが、長い文章だけに、子供たちもスラスラ読めるところまではできません。なんとかあらすじが理解できたといったところでしょうか。
さて、昨日から、いよいよ内容の読み取り学習に入りました。
(ここから先を読む前に、子供たちに教科書をちょっと借りて本文を読んでみてください。子供たちに読んでもらうのもいいかもしれませんね。)

登場人物は何人ですか。

こう尋ねました。
これは、全員が「がまくん」「かえるくん」「かたつむりくん」の3人だと答えました。
続いて、あらすじを確認する意味で、次のように問いました。

お手紙がもらえなかったのは誰ですか。

「がまくんです」

では、かえるくんは何をしたのですか。

「がまくんにお手紙を書きました。」

かたつむりくんは何をしたのですか。

「がまくんにお手紙を届けました。」
ここまでは、ただの確認です。さすがに全員が把握していました。子供たちも「簡単、簡単」というような顔をしています。

次はちょっと難しいよ。全部で何日間のお話ですか。

これは、全員一致とはいきませんでした。私の予想通り、二通りに分かれました。「4日間」という意見と「五日間」という意見です。
四日間だという子が6名、五日間だという子は敢くん、泰士くん、ひろみさんのわずか3名でした。
いつもは数の少ない方から理由を尋ねるのですが、今回は敢えて多数派の「四日間派」から理由を尋ねました。
子供たちは予想通り、次の一文を根拠としてあげてきました。

四日たって、かたつむりくんが、がまくんのうちにつきました。

26名の圧倒的多数の子供たちは「そうだ、そうだ。」とばかりに勢いづいています。
ここで、「五日間派」の子供たちに理由を言ってもらいました。敢くんがこんなふうに話してくれました。
「四日経ったって書いてあるけど、がまくんが昼寝をしたり、かえるくんがお手紙を書いたりした日もあるから、全部で五日間だと思います。」
ひろみさん、泰士くんもほぼ同様の意見でした。
この意見を聞いたとたん、多数派が揺れ始めました。
「ぼく、考え変えた。」
と言ってくる子が出てきたのです。
再度、人数を確認したところ、「四日間派」が16名、「五日間派」が13名でした。
おもしろくなったところで時間になり、この論争は次の時間へと持ち越すことになりました。さあ、どうなるのでしょうか。

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