おてがみ(その2)

しばらく間があいてしまいましたが、「おてがみ」の学習の続きをお伝えします。

全部で何日間のお話ですか。

これが問題でした。四日間派、五日間派のそれぞれの論拠は次の通りです。

【四日間派】
・「四日たって、カタツムリくんががまくんのうちにつきました。」と書いてあるから。
【五日間派】
・がまくんが昼寝をしたり、手紙を書いたりした日もあるから、その日も入れれば五日間になる。

最初は3名を除く全員が四日間だと言っていたのですが、五日間派の意見を聞いて、多くの子が意見を変えました。およそ半々ずつといったところです。子供たちの話し合いを聞いていても、なかなか決着がつきそうにありません。そこで、私が黒板に図をかいて説明しました。これで一発です。全員が「五日間」であることを確認しました。

さて、物語の時間的経過はとらえました。次の課題は場面の移り変わりを考えることです。
こう問いました。

話者はずっと同じ場所にいますか。

全員が「違う。動いている」と言います。

最初はどこにいますか。

「がまくんのうちのげんかんのまえ」
私は黒板に「がまくんのうちのげんかんのまえ」と書きます。

次はどこに移りましたか。

「かえるくんのうち」
このように、順番に話者の位置を確認していき、さらに、それぞれの場面に出てくる登場人物を挙げさせました。
最終的に次のようにまとまりました。

1 がまくんのいえのげんかんのまえ
・がまくん ・かえるくん
2 かえるくんのいえ
・かえるくん
3 かえるくんのいえのそと
・かえるくん ・かたつむりくん
4 がまくんのいえの中
・がまくん ・かえるくん
5 がまくんのいえのげんかんのまえ
・がまくん ・かえるくん ・かたつむりくん

ここまでの学習で子供たちは「おてがみ」という物語の「時」「場所」「人物」について整理をしたことになります。まとまった物語文を読むとき、このように物語の設定を把握することは、内容を読み取る上で大切なことなのです。
次の時間からは、場面ごとに読み取りを行っていくことになります。


13日の最後の学習参観に大勢来ていただきましてありがとうございました。参観日当日は、子供たちの「体の成長」について学習したわけですが、一昨日「その他の成長」についても学習しました。

きみたちが成長したのは身体だけですか。

このように聞いたのです。
最初は意味が分からなかったようですが、結局「頭の成長」「心の成長」もしたのだということを学習したのです。
具体的に子供たちが挙げてきたのは次のようなことです。

・言葉が話せるようになった
・文字が読めるようになった
・文字が書けるようになった
・計算ができるようになった
・がまんができるようになった
・あまり泣かないようになった
・すぐに怒らないようになった

「身体の成長」「頭の成長」「心の成長」の三つの成長について学習したところで、自分たちの「成長アルバム」をつくろうということになりました。
もし、子供たちが赤ちゃんの頃、保育所の頃の写真で少々傷んでもいい物がありましたら、使わせていただけないでしょうか。アルバムに整理されているような大切な写真は無理にもたせなくて結構です。子供たちが自分で絵を描いてもいいのです。もし、ありましたら、お願いいたします。

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