春のくまたち

 国語で「春のくまたち」という学習をしています。比較的短い物語です。これまで3時間ほど学習しましたが、すべて音読学習に費やしています。
 学習に入る前に、1年生の時に学習した「音読の秘密」を復習してみました。

 1年生の時に勉強した「音読の秘密」が4つあったんだけど覚えているかい?

 全部が子供達の口から出てきました。次の4つです。
・背すじを伸ばして読む。
・息をしっかり吸って読む。
・口を大きくあけて読む。
・変化をつけて読む。
 この4つを改めて新しいノートに視写させたあと学習に入りました。
 音読学習の手順は次のように進めてきました。

・まず自分の力だけで読む。(新出漢字の読み方だけは教えますが)
・教師の範読を聞く(私の場合範読などといえるほど立派な読みはできないのですが)。
・連れ読みをする(一文ずつ教師のあとについて読みます。教師が子供達を連れて最後まで読むのでこう呼んでいます。)
・子供達全員で読んでみる
・もう1回一人で読んでみる。

 上の5つの手順で音読練習をさせると、ほとんどの子どもが上手に読めるようになってきます。
 短い物語であり、2年生最初の教材でもあります。徹底的に音読をさせようと思い、一昨日、連続読みに挑戦してもらいました。連続読みというのは、一人で最初から音読を始め、つっかえてしまったら次の人に交替という読み方です。ですから1度もつっかえなかった場合は最後まで読めるわけです。
 1回目の挑戦だった一昨日は、7名が最後まで読めました。1日目にしてはまあ上出来だなというところです。
 ところが昨日、2回目の挑戦をさせてみてびっくりしました。若干のつまづきはあったものの、なんと29名全員が合格したのです。最後まで読んだのです。本当にすばらしいことです。ほとんどの子供たちが家で練習してきたようなのです。宿題だったとはいえ立派だと思います。
 全員の挑戦が終わったところで全員一斉に読んでもらいました。これもびっくりするほど上手な音読でした。これからの1年間が本当に楽しみになってきました。

 さて、「読む」学習のあとは「書く」学習です。

 改行、点、丸一つの間違いもないようにノートに視写しなさい。いつものように、「早く」「正しく」「ていねいに」です。特に「正しく」というのが大事です。

 このような指示を出して視写させました。
 約15分後最初の子供が持ってきました。びっくりしました。1つの間違いもありません。これはすごいと思って2番目の子のノートを見ました。やはり10個くらいの間違いがあります。3、4番目以降も同様です。
「正しく視写する」というのは実は大変に面倒なことなのです。「ていねいさ」が求められるからです。全国の有名私立中学校の入試問題にも「視写するだけの問題」が出るほどです。
 6年生を担任していた頃、短い詩を視写させたことがあります。正しく書けた子が何人いたと思いますか。なんと半分です。たかが数行の詩を正しく視写できる6年生が半分しかいないのです。
 2年2組です。時間内に終わらなかった子もいましたので、何名の子が正しく視写できたかはまだ確認していません。多分、2、3名というところだと思っています。(もちろん、もっとたくさんいてほしいと思いますが)
 後日報告いたします。

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