子供たちの成長と通知表

2年生の1学期が終わりました。この1学期間の子供たちの成長をみなさんはどのように考えられますか。
通知表をお配りしました。一見して「あれ?」と思われたのではないでしょうか。そうです。今年度から通知表が一新されました。文部省から出されている学習指導要領(子供たちが何年生で何を学ぶのかを書いたもの)が新しくなり、今年度からその新学習指導要領が全面実施されたからです。評価の方法も変わったわけです。
まず、低学年では数字による評定がなくなりました。いわゆる「5・4・3・2・1」という評定がなくなったのです。新しい通知表では「子供たちがどの程度目標に到達したか」を観点別に3段階評価しています。「ABC」です。通知表の裏にも示されていますが、「Aは十分到達」「Bはおおむね到達」「Cは努力を要する」ということです。
2年生にもなると自分の通知表が気になるらしく、
「先生、通知表もう書いた?Aがいっぱいあるとスーパーファミコン買ってもらえるから、Aいっぱいにしてね」
などと話しかけてきます。
Aがいっぱいあるに越したことはないのでしょうが、あまり気にしすぎるのも考えものです。通知表の評価を気にしすぎると、次の誤解が生まれます。

通知表の評価=子供の成長

これは間違いです。例えば、1学期にAだったものが2学期にBに下がったとします。あり得ることです。しかし、子供が成長しなかったわけではありません。確実に成長はしているのです。これを認めてやらなければ子供たちはかわいそうです。通知表からははっきりと読み取れない成長、それを是非ほめてやってください。

○今学期、できるようになったことは具体的に何か。
●今学期、まだできなかったことは具体的に何か。

○については十分認め、●については励ましてやる。それが子供たちの次の成長へとつながっていくのだと思います。
1年生の時に書けなかった漢字が書けるようになる。読めなかった時計が読めるようになる。生き物をかわいがるようになる。水を怖がらないようになる。友達が増える。これらは確かに子供たちの成長なのです。
子供たちは一人一人違う成長の仕方をしてきます。同じ子など一人としていやしません。ですから、子供たちの成長を見るとき考えるべきことは次の1点です。

昨日までのその子と比べ、どう変わったか?

さあ、エネルギーに満ちあふれた夏です。太陽の光を一杯に浴び、一人一人、自分の色で光ってください。子供たちにとって素晴らしい夏休みになることを祈っております。
くれぐれも事故にだけは気を付けさせてください。

【クロよ、やすらかに・・・】
昨日、当番表を配ったばかりなのに、うさぎの「クロ」が死んでしまいました。夕方、私が帰るときは元気だったのに・・・。薬を飲ませてやったばかりだったのに・・・。これから2年2組のみんなと仲良くなろうというところだったのに・・・。残念でなりません。
クロよ、やすらかに眠れ。

back