気を引き締めて

9月2日の連絡帳にこう書かせました。
「明日から時間表通りの学習が始まります。忘れ物をしないようにしましょう。」
翌3日の連絡帳にはこう書かせました。
「忘れ物が多いです。時間表をきちんとそろえてきましょう。」

昨日の1時間目は道徳でした。
「では、『わたしたちの道』(道徳の副読本です。)を出しましょう。」
私がこう話すやいなやぞろぞろと子供たちが私の方へ歩み寄ってきます。いやな予感です。
「先生、『わたしたちの道』忘れました・・・。」
8名です。
「みんな、時間表は揃えてきましたか?」と私。
「揃えてきました。」と子供。
私は話しました。
「それは、揃えてきたとは言わないのです。時間表には持ち物が書いてあるでしょう。それを見ながら、ランドセルに入れるのですよ。」
1年生の頃から話し続けていることです。

2時間目、算数です。チャイムが鳴り、私が教室に入るとまたもや忘れ物の報告です。
「算数の教科書とノートを忘れてきました。」
3時間目、国語。漢字テストが終わり、まちがえた漢字をノートに練習させようとしたときです。
「先生、国語のノート持ってきたんだけど、もう書くところがありません。」

こんな感じで一日が過ぎました。朝、あわてて揃えるのはダメです。たいていの場合まちがいが出てきます。
学期の始めです。

○必ず前の日のうちに準備する。
○記憶に頼らず、必ず『時間表』と『連絡帳』を参照する。

上の2つを子供たちが確実にできるように見守ってあげてください。


それは小さな出来事でした

忘れ物についてちょっと厳しく書いてしまいましたが、昨日忘れ物をめぐって心温まる場面が見られました。
道徳の副読本を忘れた子は隣の席の子から見せてもらっていたのですが、2人揃って忘れてしまったペアがありました。すると、その前の席に座っていた女の子が何も言わず、そっと自分の副読本を2人に差し出したのです。さらに、その女の子の隣に座っていた男の子がこれもまた何も言わず、自分の副読本を女の子に見せていました。
時間にすればほんの10秒くらいのできごとです。小さな小さなできごとです。しかし、この2人の行動に私は感動しました。だれから言われたわけでもなく本当に自然に、流れるように行われた小さなできごとに心を動かされました。もちろん、他の子どもたちにもこのすばらしいできごとを話しました。
2年2組がめざしているレインボー学級が体現された一つの姿であると思います。

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