説明文『きつつき』の学習

国語で『きつつき』という説明文の学習をしています。
右の図(略)のような「きつつき」というおもちゃ(指で弾くと、きつつきがくちばしで棒をつつきながら下りていくおもちゃです)の作り方と遊び方を説明している文章です。
実際に文章に書かれている通りの材料を用意し、書かれている通りにこのおもちゃを作りながら学習を進めています。

以前にも書いた覚えがあるのですが、私は説明文の学習は国語の学習の中でも非常に大切な学習であると考えています。
なぜなら、私達が日常生活の中で読み書きする文章はそのほとんどが説明文だからです。新聞、雑誌、商品の説明書、ちょっと考えてみると身のまわりは説明書だらけです。子供たちだって、プラモデルを作るには説明書を読まなくてはなりません。
さて、先に書いたようにこの教材文『きつつき』もおもちゃの作り方・遊び方を書いた説明文です。これを正しく読めなくてはおもちゃが作れません。子供たちはどうしても読まなくてはいけない必要感があるわけです。これは学習のチャンスです。

「きつつき」が正しく作れるように、正しく読む勉強をしようね。

こう誘いかけて学習を開始しました。

まずは音読です。ある程度スラスラ読めないことには話になりません。最初の2時間は音読練習に使いました。最近は家でも音読の練習をしてくる子供が多くなり、読み方も上手になってきています。
そして、3時間目。こう問いかけました。

大きくいくつのお話が書いてありますか。

この文章は大きく分けると5つの部分から成り立っています。

序(誘いかけの部分)
1.用意する材料
2.作り方
 (1)コイルばねを作る
 (2)コイルばねをとりつける
 (3)きつつきをとりつける
3.じょうずなうごかし方
4.ほかのあそび方

上の文章構成をつかませるために聞いたわけです。子供たちの答えは次の通りです。
○3つ(2名) ○4つ(17名) ○5つ(3名) ○7つ(7名)
こんなふうに分かれました。まず、つぶされたのは「7つ」という意見です。これは上に私が書いた数字でいうと「1、2、(1)、(2)、(3)、3、4」と全ての項を数えてしまったのです。間違いではないのですが、「大きく分けてない」ということで他の子供たちの賛成が得られませんでした。
次につぶされたのは「3つ」という意見です。これは「作り方、動かし方、遊び方」という分け方をしていました。序文と材料の部分が抜けているわけです。また「4つ」というのは序文を数えていなかった子供たちです。教材文の序文には番号がついていないので数えなかった子供が多くなったのでしょう。結局5つが正しいということでこの時間の学習を終えました。いよいよ次の時間からは本文の内容を読み取っていきます。

back