かさこじぞう(その5)

かさこじぞうの学習について4号にわたってお伝えしてきましたが、今号は子どもたちが書いた「かさこじぞう学習のまとめ」を何編か紹介したいと思います。
これまで学習してきたことを問いとしてたて、それに対し自分の考えを述べていくという形で書いてもらいました。したがって、問いのたてかたはどの子どもも同じになっています。
では、お読みください。

勇起
かさこじぞうを読んで、自分の考えを書く。
一じいさまはどんな人か。
じいさまは親切な人だと考える。
なぜか。ひえてつめたい手で、おまけに力があんまり入らない手でしっかりむすんであげたからだ。
二じいさまが一番しあわせなのはどこか。
じいさまが一番しあわせなのはつぎのところだと考える。

じいさまとばあさま、よいお正月がむかえることができましたと。

なぜか。今まではこんな米のもちとかが食べられなかったからだ。
三かんそう
さいごに、「かさこじぞう」を読んでの自分のかんそうを書く。
「かさこじぞう」を読んでじいさまとばあさまはやさしいんだなと思った。
なぜか。じいさまがじぞうさまにかさをかぶせてきてもいやな顔をしなかったからだ。

泰士
かさこじぞうを読んで、自分の考えを書く。
一じいさまはどんな人か。
じいさまは親切な人だと考える。
なぜか。じぞうさまのおつむの雪をかきおとしたうえに、風でとばぬよう、しっかりむすんであげたからだ。
二じいさまが一番しあわせなのはどこか。
じいさまが一番しあわせなのはつぎのところだと考える。

のき下には、米のもち、あわのもちのたわらがおいてありました。
そのほかにも、みそだる、にんじん、ごんぼやだいこんのかます、おかざりのまつなどがおいてありまいした。

なぜか。その日その日をやっとくらしていたほどびんぼうだったのに、雨戸をくり、外を見たら米のもちとかがあって、一番しあわせだったと考える。

涼子
かさこじぞうを読んで自分の考えを書く。
一じいさまはどんな人か。
じいさまはとてもいい人だと考える。
なぜか。じいさまは、だってつめたい手でじぞうさまにかぶせたかさのひもをしっかりむすんだからだ。
二じいさまは一番しあわせなのはどこか。
じいさまが一番しあわせなのはつぎのところだと考える。

それからふたりは、つけなかみかみ、おゆをのんでやすんだ。

なぜか。じいさまとばあさまはうれしそうだからだ。

今回は授業で学習したことをもとに、私の方で問いをたて、子どもたちは、その問いに対して考えを書いたわけです。いつかは自分の力で読み、自分の力だけで問いをたて、自分の力で考えを述べていくことができるような子どもたちに育ってほしいなあと思っています。

back