しりとりあそびにかつほうほう

「しりとりあそびにかつほうほう」という説明文を学習しています。次の文章です。

しりとりあそびにかつほうほう

あゆ↓ゆみや(弓矢)↓やきゅう↓きゅうす↓すいか↓かたな(刀)↓なす↓・・・

しりとりあそびは、いつでもどこでもできる、楽しいあそびです。
しりとりあそびのやくそくは、ふつう、つぎのようになっています。
1 ことばのおわりの音ではじまることばを言って、つづける。
2 「のばす音」でおわることばは、「のばす音」ぜんたいを、おわりの音とする。
パトカー↓カード
がっこう(学校)↓こうさく(工作)
3 「しゃ」「しゅ」「しょ」などの音でおわることばは、「や」「ゆ」「よ」ではなく、「しゃ」「しゅ」「しょ」などをおわりの音とする。
きしゃ(汽車)↓しゃしょう
4 前に一ど出たことばを、くりかえしてつかってはいけない。
5 ことばのおわりが「ん」になることばを言ってはいけない。
6 ことばが見つからなければ、まけになる。
これらのやくそくをまもって、しりとりあそびにかつには、どうしたらよいでしょうか。
まず、つづけることばを早く見つけることです。
ことばが見つからなくてこまったときは、「あいうえお」のひょうを思いうかべてみましょう。前のことばのおわりの音に、あ・い・う・・・とつなげて、ことばをさがしてみるのです。
たとば、「なす」につづけることばなら、
すあ・・・ すい・・・ すう・・・
と考えていきます。すぐに、「すいしゃ(水車)」や「すうじ(数字)」などが見つかるでしょう。
つぎに、ことばのおわりが「ん」にならないようにくふうすることです。
「ん」でおわることばを言ってしまいそうになったときは、組み合わさったことばをさがしてみましょう。
たとえば、「いし(石)」につづけて、「しんぶん(新聞)」と言いそうになったとします。そうしたら、「しんぶん」と組み合わさってできることばを考えてみるのです。
しんぶんし(新聞紙)
しんぶんはいたつ
しんぶんしゃ(新聞社)
などと言えばよいわけです。
また、しりとりあそびにかつには、あいてをこまらせるくふうもだいじです。そのくふうの一つは、あいてに同じ音ではじまることばを、いくども言わせるようにすることです。それも、できるだけ、その音ではじまることばの少ない音をえらぶようにするのです。
たとえば、「り」のつくことばは、「りんご」「りす」「りか(理科)」など、そう多くはありません。また、「る」のつくことばは、「るす」「ルビー」ぐらいです。ですから、「り」「る」でおわることばを言えば、あいてはこまってしまうでしょう。
みなさんも、これらのほうほうを生かして、楽しくあそんでみましょう。

学習に入る前に実際に「しりとりあそび」をし、その後に2時間音読練習をしました。
いよいよ内容の読み取りです。
子どもたちに問いました。

この文章を大きく2つに分けるとどこで分かれますか。教科書に線を引きなさい。

子どもたちからは2通りの意見が出ました。

A「つぎに、ことばのおわりが「ん」にならないようにくふうすることです。」の前

B「これらのやくそくをまもって、しりとりあそびにかつには、どうしたらよいでしょうか。」の前

ここで理由を発表させてもよかったのですが、全員に自分の考えを持ってほしかったので、ノートに書かせることにしました。

きみたちが引いた線の前に書いてあることと、後に書いてあることを短くノートに書きなさい。

難しい問いだと思ったのですが、子どもたちのノートを見てまわるとそのまとめ方の見事さにびっくりしました。適確にしかも簡潔にまとめている子どもばかりだったからです。

○しりとりあそびのやくそく
○しりとりあそびにかつほうほう

見事です。Aを主張する子どももBを主張する子どももこのまとめ方は一緒でした。ということは、この根拠に照らしてAが正しいのかBが正しいのかを考えればよいわけです。
「Aの考えは、『まず、つづけることばを早く見つけることです。』のところも『しりとりあそびのやくそく』だということだけれども、ここは『かつほうほう』で『やくそく』ではないから、Aはまちがっていると思います。」
この一言で全員が納得しました。正解はBです。
文章全体を2つに分けさせることで、書いてある内容を簡単にまとめることができたわけです。次の時間はもう少し詳しく文章の内容を読み取っていくことになります。

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