しりとりあそびにかつほうほう(その5)

〜前号より〜

「やくそく」を読んだときに「例」というのはなくても意味は通じるという勉強をしましたね。いま勉強している「かつほうほう」の文章の中に「例」はありますか。

子どもたちは「ある」と答えます。

そうだね。「かつほうほう」の文章の中には例がありますね。例の部分を()でくくりなさい。

子どもたちはほぼ正確にくくっていました。
「たとえば〜」という言葉で始まっている三箇所です。
「たとえば」は漢字で「例えば」と書き、それは「例」のことなのだということを教えました。子どもたちは「なるほど」と言った顔で聞いています。

今、みんなが()をつけたところは例で、なくても意味が通じるところだね。では絶対になくてはいけない文章の骨の部分はどこでしょうか。

こんどは、子どもたちの頭もスッキリしてきたようです。正確に答えてくれました。

○まず、つづけることばを早く見つけることです。
○つぎに、ことばのおわりが「ん」にならないようにくふうすることです。
○また、しりとりあそびにかつには、あいてをこまらせるくふうもだいじです。

そうだね。今みんなが言ってくれたところが骨の文だね。この骨の文が「かつほうほう」をズバリと言っている文なのです。
「かつほうほう」を言っている文と、「例」の文の間にまだ文がありますね。これは「説明」の文です。方法について説明しているのです。
つまり、最初に方法を述べ、次にその方法について説明をし、最後に例をあげてわかりやすくしているのです。

ここまで学習したところで、黒板は下の図のようになりました(略)。
このように、文章の構造を考えながら読み取ると、内容がよく理解できるようになります。2年生の子どもが文章の構造を考えながら読むことはちょっと無理ですが、このような学習を繰り返しながら、子どもたちは徐々に構造を考えながら読むことができるようになるのです。

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