『手と心で読む』

「    読む」
黒板にこう書いて、子供たちに尋ねます。

「読む」物にはどんな物がありますか。

本、マンガ、雑誌、新聞、テレビの字幕・・・。子供たちからは、このような答えが発表されます。

みなさんは、何を使って読みますか。

当然、全員が「目」だと答えます。
「  心で読む」
黒板に文字を加えます。

心で読むものって何だろう。

恭平くんが「人の気持ち」と答えてくれました。なかなか素敵な答えです。さらに、文字を加えます。
「手と心で読む」

手で読む物とは何ですか。ノートに書いてごらん。

多くの子供たちが「点字」と書いていました。ほとんどの子供たちが知っていることに驚きました。
ここで、国語の教科書を開かせます。黒板に書いた「手と心で読む」とは、国語の教科書に掲載されている文章のタイトルなのです。筆者は大島健甫さん、目の不自由な方です。
音読練習の後、次のように言いました。

このお話を読んで、もっと知りたいなあとか調べてみたいなあとか思ったことをノートに箇条書きにしてごらんなさい。

ノートに書けた子供から、黒板に書かせました。

・もっと点字のことを調べたい。
・自分の名前や人の名前を点字で書いてみたい。
・点字を覚えるには何日かかるのだろう。
・点字は他にどこで使われているのだろう。
・点字の本とはどこにあって、どんなふうに書かれているのだろう。
・点字の勉強はどうやってやるのだろう。
・点字を打つのは難しいのかな。
・ルイ=ブライユってどんな人なんだろう。

これは国語の学習ですが、ここを出発点とし、今後、かがやきタイムの時間を使って「視覚障害に焦点を当てた福祉の学習」を行っていきます。早速ですが、明日の学習参観では、その様子をごらんいただく予定です。
また、参観後の学級懇談会では、子供たちの「学力向上」をテーマに、学校での取組をお話ししたり、家庭での様子をお聞きしたりしたいと考えています。是非、ご参加ください。