はばたき

白鳥のやって来た空から、
ふわりふわりとまい下りてくるのは、
あれは雪ではなくて、
たくさんの白鳥のはばたきから
飛び散ってくる、
小さな羽ではないのでしょうか。

国語は、昨日から下の教科書に入りました。上は、下の教科書の扉に掲載されている詩です。
5回ほど音読させた後、五つの問題を出題しました。一問出題する毎に答えを確認していきます。

第一問。このような種類の文章を何と言いますか。漢字一字で書きなさい。

これは簡単、ほぼ全員が正解。答えは「詩」です。

第二問。詩のひとまとまりのことを「連」と言いましたね。この詩は何連でできていますか。漢字で書きなさい。

正解は一連です。数名が「行」と間違えたのか「六連」と答えていました。また、「漢字で書きなさい」と指示したにもかかわらず、数字で書いている子供も数名おりました。無論、×です。

第三問。この詩には、文がいくつありますか。

これも数名が間違えていました。句点までが一つの文ですから、正解は「一つ」となります。
ここら辺までは、4年生であれば間違えてもらっては困る、極々容易な問題です。次の問いからが、ようやく4年生レベルの出題となります。

第四問。この詩の中では何かと何かが比べられています。何と何が比べられているのですか。それぞれ漢字一字で「○と○」と書きなさい。

さすがに少し悩み、詩を再読しながら考え込んでいる姿が目立ちます。しかし、思ったより多くの子供たちが正解しました。「雪と羽」です。
実は、ここまでは前菜。次の問いが、この時間のメインディッシュです。

話者(この詩の語り手)が実際に見ているものは、雪なのですか、羽なのですか。

子供たちの答えは次のように分かれました。
雪・・・11名
羽・・・22名

ここで、授業終了時刻。自分の考えをノートにまとめてくるよう指示して授業を終えました。
以下、本日提出されたノートからの紹介です。

M.M
この詩の話者が見ているものは、雪なのか、それとも羽なのか。
私は雪だと考える。
なぜか。それは「あれは、雪ではなくて、〜小さな羽ではないのでしょうか。」の「しょうか」は、話者が思っていることだから。
それから、白鳥は冬にやってくるから、「ふわりふわりとまい下りてくるのは、」というのは白鳥がやってくる冬の日にちょうど雪がふっていたからだと思うから。それと、白鳥のつばさにのっていた雪がはばたいているときに落ちてきて、ふわりふわりとまい下りてきたのだと思うから。

Y.K
この詩の話者が見ているものは、雪なのか、それとも羽なのか。
ぼくは羽だと考える。
なぜか。それは、詩の最初の行には、「白鳥のやって来た空から」とある。つづきは「ふわりふわりとまい下りてくるのは」だ。ふつうは、雪は一部のところにだけはふらない。そして、「白鳥のやって来た空から」ふってきているからだ。それに、「たくさんの白鳥のはばたきから飛び散ってくる」とある。「たくさんの白鳥のはばたきから」なので、羽だと思ったからだ。

本日、ノートに書いた内容を全員に発表してもらったのですが、未だ、決着はついておりません。現在のところ、
雪・・・7名
羽・・・26名
の大差です。さあ、正解はどっち???