ありがとうございました

「この一年、たくさん思い出ができました。来年も、再来年もぼくたちの先生でいてください。」
「ぼくら4年生は、もうすぐ5年生になります。5年生の担任も、シブ先だったらいいなぁとつくづく思います。」
「最初は、自学がめんどうだったけれど、シブ先がAとかBとかつけてくれるのがおもしろくて、だんだんおもしろくなってきました。5年生もシブ先だったら、自学をがんばります。」

今月に入って、何人かの子供が自学帳にこんなことを書いてくれていました。
本当に、ありがたく、そしてうれしく思います。こんな文章を読んでしまうと、グッと熱いものがこみ上げてきます。
私とて、できることなら、この子たちが北小を巣立っていく日までずっと近くで成長を見守っていきたいと心から思います。しかし、それはかないません・・・。

この度の異動で、○○小学校へ赴任することとなりました。
わずか3年間ではありましたが、希有なほどに恵まれた自然環境の中、素直で屈託のない子供たち、温かい保護者の皆様、地域の皆様に囲まれ、本当に忘れることのできない素晴らしい日々を過ごさせていただきました。

1年間、私は私なりに、力を尽くしたつもりではおりますが、なにぶん力不足です。すべての子供が、冒頭の言葉のように思ってくれているなどとうぬぼれてもいません。至らぬ点も多々ありました。ただただお詫びするばかりです。
子供たちの大きな成長とは比べるべくもありませんが、子供たちのおかげで、私も少しは前に進むことができたと感じています。

子供たちの顔を見るたび、離れがたく、去りがたい思いでいっぱいです。しかし、出会いがあれば、別れがあります。
この子供たちは、間違いなく立派な高学年として成長し、北小学校を背負って立ってくれることを確信しております。本当に素敵な子供たちです。
今回、離任は致しますが、私は、いつまでもこの子供たちの応援団でいるつもりです。

末筆ながら、皆様のご健康と子供たちの活躍をお祈り申し上げまして、離任の挨拶と致します。本当にありがとうございました。

2006年3月27日
担任 渋谷 徹

いつの日か、成長した子供たちと杯を交わせる日を夢見つつ・・・。