発表会

一昨日の学習参観で見ていただいた子供たちの発表はいかがだったでしょうか。十分に練習を積んで発表に臨んだ子供、準備不足で発表が止まってしまった子供、様々でした。ただ、うまくいかなかった発表も含めて、私はよかったと思っています。今回はあの場で発表の経験をさせること自体がねらいだったからです。
学習参観という場が、子供たちに緊張を与えていました。ごらんいただいてお分かりのように、ほとんどの子供たちは相当緊張していましたよね。あれは、普段の学習の中で発表するときには決して見られない子供たちの姿です。大勢の保護者のみなさんの前で発表するということは、子供たちにとって相当なプレッシャーなのです。だからこそ、必然的に自分のめあてをしっかりともって発表に臨むことになります。
例えば、Sさんは、前日の自学帳に次のように書いていました。

明日は、参観日です。やることは、「福祉の心を育む」で調べたことの発表です。私は、視覚しょうがいしゃの生活について調べました。発表のめあては3つあります。
1つ目は、みんなに聞こえる声で発表したいということです。理由は、いろいろな方が聞いているので、みんなに聞こえる、大きすぎなく小さすぎないちょうどいい声を出したいです。聞いている人が、視覚しょうがいしゃの生活についてよく分かってくれるとうれしいです。
2つ目は、できるだけ多くの人の顔を見てやりたいです。理由は、げんこうを見て読むと、視覚障害しょうがいしゃの生活をげんこうに教えているみたいだし、下を向いてやると、声が下に行ってしまいます。でも、上を向きすぎてもおかしいので、これもちょうどいいくらいの向きで発表したいです。
3つ目は、ちょうどいいスピードで読むということです。理由は、発表が1分以内だからといって、速すぎてなんて言っているのか分からないと、発表した意味がまったくありません。ゆっくりすぎても、内容をわすれてしまうし、3分くらいかかってしまいます。
この3つのめあてをたっせいできるように、気をつけて発表したいです。できるだけ、視覚しょうがいしゃの生活はどのようにしているかを分かってほしいと思います。

成功したにしろ、失敗したにしろ、あの場を経験することで、子供たちは、「人前で発表するというのがどのようなことなのか」ということを実感できたはずです。Tくんは、次のように書いています。

今日は5時間目のそう合にじゅぎょうさんかんがありました。
ぼくの発表の番になったら、きんちょうして最初の言葉をわすれかけました。
スライドの絵を変えたりするのは楽しくて楽しくて、もう一回発表したかったです。
ぼくの発表は、声がA、ないようがB、スライドがAだったと思います。明日がとても楽しみです。なるべく全部ビンゴのAAAがいいです。
練習にはげんだかいがありました。

今日の発表の経験を是非今後の学習に生かしていってほしいと願っています。