出会いの序章

進級おめでとう。今日から「三年三組物語」が始まります。
舞台はこの教室。一人一人全員が主役です。
やる気満々で登校してきたことでしょう。
友だちとはいつも仲良く。
男の子も女の子も、
ルールを守って、すてきな物語をつくっていきましょう。

始業式の朝、上の掲示物を教室の黒板にはっておきました。これから出会う子供たちへのメッセージです。実は、この掲示物には一つ仕掛けがしてあります。担任である私の名前をひそませておいたのです。お分かりになりますか。メッセージ各行の冒頭の一文字をつなげていくと、「しぶやとおる」となるのです。
改めまして、今年度3年3組を担任いたします渋谷徹と申します。県最北端の小学校、○○小学校より参りました。○○町には単身赴任で行っておりました。その前は、すぐ近くの○小学校に7年間おりましたし、私自身の母校は○○小学校、○○中学校です。ですから、再び故郷に戻ってきたような思いでおります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、初日の連絡帳に、次のように書きました。

三年生になりました。たんにんは、渋谷先生です。たぶん○さいです。○○○そうな先生です。

「先生は、何歳に見えますか。自分が思ったとおりの数を○の中に書いてごらんなさい。どんな先生に見えますか。これも思った通りに書いていいですよ。」
このように話をして、連絡帳を書かせたのです。残念ながら、この日はすぐに下校させなければなりませんので、子供たちがなんと書いたのかをチェックすることはできませんでした。
翌金曜日、早速チェック。まずは年齢です。もっとも若く書いてくれた子が「31歳」、そして最高齢はなんと「76歳」でした。驚いたのは、過半数の子供が、私の実年齢にほど近い数字を書いてくれていたことです。正解は41歳、今年が厄年です。
「○○○そうな先生」には、次のような言葉を入れていました。

やさしそう・・・14名
おもしろそう、楽しそう・・・9名
かっこよさそう・・・3名
話を聞いてくれそう・・・1名

「こわそうな先生」と書いた子供は一人もいませんでした。初日から「こわそう」と思われず、私も一安心です。実際は・・・。

学級通信の名前を『SUNNY(サニー)』としました。タイトルをご覧ください。3−3は「燦々」あるいは「SUN SUN」と読みます。3年3組にぴったりのタイトルです。太陽のように全員がかがやき、すてきな3年3組物語を作っていってほしいと願っています。