ポップコーンづくり

4年生の時から、たびたび子供たちにきかれてきました。
「先生の専門何なの?国語でしょう。」
その度に答えてきました。
「家庭科です。」

まさか、今年家庭科を担当することになるとは思いませんでした。今年度、渋谷が家庭科を教えます。家庭科を教えるのは今回で3回目になります。最初の学校で、子供たちが帰った後、遅くまで学校の足踏みミシンと格闘したのを思い出します。

数日前、子供たちに「家庭科は私が教えます。」と告げました。
「えっ、先生本当に家庭科が専門だったの?」
相当大げさに驚く子供もいれば、
「毎日、奥さんにしごかれてるんでしょう?」
などと痛いところをついてくる子供もいます。はい、その通りでございます。

というわけで、昨日第1回目の家庭科の授業を行いました。学年で相談し、1回目はポップコーン作りをすることにしました。『オリエンテーションも兼ねて楽しさを体験させよう』というねらいです。
3時間目でした。3時間目の前には20分の休み時間があります。指示したわけでもないのに、休み時間のうちからエプロンと三角巾をつけ、手には鍋つかみをした子供たちが家庭科室にあふれかえっていました。他の学習の時には見られない姿です。相当にはりきっています。楽しみなようです。

授業開始、材料と用具を準備した上で、まず火を扱う際の注意事項について話をしました。ガスコンロと油を使います。十分に注意しないと危険です。
続いて作り方の手順をお料理教室よろしく黒板に書いて説明しました。子供たちもいつになく真剣に聞いています。

さあ、いよいよ実習開始です。温まった鍋に油とコーンと塩を入れます。ジュッという油の音に驚き、ザリガニのように後ずさりしています。ザリガニは男子に多く見られました。女子は慣れているのでしょうか。冷静に鍋にふたをし、情けないザリガニ君をたしなめていました。

2、3分後、火を止め、しばらく待った後、そっと鍋のふたを開けてみます。感動の一瞬です。香ばしいにおいが子供たちの鼻を刺激しうっとりさせます。中には香ばしすぎる班もあったようですが・・・(こげたのです)。

後片付けをし、自信作を分け合い、口にします。
「おいしい!」
「しょっぺえ!」
2種類の声が家庭科室に響きわたりました。
他の班のポップコーンと味比べをし、交換している子供もいます。
食べきれない分は袋に入れて家に持ち帰りました。みなさんの口にも入ったでしょうか。

実習後に書いた子供たちの感想をお読み下さい。

正志
楽しくできたけど、ちょっとしょっぱかった。でもすっごくおいしかった。でもなべあらいがいやだった。けっこう家庭科も楽しいなあと思った。

輝成
ぼくの班はよくできたと思う。でもすげーこげた。ぼくたちだけ少なくなった。みんなわけてくれたが2こだった。でもおもしろかった。

裕樹
ぼくは、初めてポップコーンを作った。なぜなべをふるのだろう?
早く食べたい一心でポップコーンを作った。あんがいうまかった。塩がききすぎだなーと少し思った。

孝典
量が多くておいしかった。うまくできた。しょっぱくておいしかった。失敗せずにできてよかった。

勇生
ポップコーンがすごくおいしかった。ポップコーンをみんなで作って食べてすごくうまかった。

正人
とても楽しかった。理由は量も多く、こげめも少なかったからだ。味もなかなか塩味がきいてサッパリとし、それでいて少しもしつこくなかったからだ。

愛子
ポップコーンを作るのに失敗したから、また練習にはげむ。(でもおいしかった)また食べたい。

かすみ
ポップコーンを作るとき、フライパンを使うと思ったらおなべを使って作りました。けっこうむずかしかったけど、食べたらおいしかったです。

小百美
私は作る前、「そんなにうまくいかないな。と思っていました。でも少しこげめがあったけど、おもったよりうまくいきました。食べたときはおいしかったです。

聖子
いいにおいがしておいしそうだった。たのしくできたのでうれしかった。コーンからあんなポップコーンにかわるなんてすごく不思議だった。ポップコーンを作るのは初めてだったので楽しかったです。

back