衣・食・住

オリエンテーションを兼ねてのポップコーン作りで始まった家庭科ですが、いよいよ本格的な学習を開始しました。

『家庭科』って何を勉強するんだろうね。家庭科っていうくらいだから、「家庭」の勉強をするんだろうけれど・・・。

こう子供たちに問いかけながら黒板に「家庭」と書きます。そして問います。

「家庭」って何ですか。

子供たちは辞書を引き始めました。答えます。
「家族が一緒に生活すること・場所」

そうだね。ちょっと難しい言葉で言うと「共同生活」ということです。

「学級だって共同生活しているよ。」

そうです。君たちみんなは学級で共同生活していますね。同じように家で家族で共同生活しているのが家庭です。
学級に当番や係があるように、家族で共同生活していくためにも必要な仕事がいろいろありますね。どんな仕事がありますか。片っ端からあげていって下さい。

子供たちから発表されたものを私は黒板に次のように書いていきました。

○洗濯
○洗濯物を干す
○洗濯物をたたむ
○服を買う
○アイロンをかける
○服の入れ替え
○料理
○買い物
○食器を洗う
○風呂を沸かす
○掃除
○窓を拭く
○ふとんを干す

出尽くしたところで問います。

今、私はわざと3つに分けて書きました。どんなふうに分けたのかわかりますか。

すぐにわかると思ったのですが、なかなか気づかないようです。しばらくすると気づいた子供が出てきました。
「真ん中は食べることに関係があることだと思います。」
「左側は服に関係があることです。」
右側は一言で言いにくいのか、なかなかまとめることができませんでした。
その通りです。左側は服に関係があります。それを漢字一字でまとめると『衣』です。真ん中は食べることに関係があります。同じく一字でまとめると『食』です。右側は家に関係があります。快適にすむための仕事です。『住』です。
このように説明しながら黒板に『衣・食・住』と書きました。
家族が共同生活をしていくための仕事は大きく『衣・食・住』の3つに分けられます。今、みんなは衣も食も住もほとんどがお家の人に頼っていますね。毎日家族の食事を作ったり、自分で家を建てたりした人なんていないでしょう。でも、大人になったら今度は君たちがしなくてはならないのです。自分でできなければならないのです。『家庭科』はそのための学習です。
「休みの日の朝ご飯はぼくが作ってるよ。」
「私も自分の部屋は自分で掃除しているよ。」
という立派な子供もいました。
そうか、えらい!これからはもっといろいろなことができるようになろう。『家庭科』を勉強してどんなことができるようになりたいですか。衣・食・住に分けてノートに書きましょう。
「洗濯物を上手に干したりたたんだりできるようになりたい」
「アイロンがかけられるようになりたい」
「いろんな料理ができるようになりたい」
「自分の部屋くらい自分で掃除するようにしたい」

など、ノートにはいろいろな仕事が書かれていました。
次の時間は「家庭内での自分の役割分担」について考えてもらう予定です。

back