これぞ自学!

まずはお読みください。

つぎに実験したいこと(調べてみたいこと)

今日、メダカのところのテストがありました。メダカの勉強では、様々な観察がありました。そこで、?が三つありました。
一つ目は、なぜ、産んだたまごをしばらくメスのはらにつけておくのかです。
二つ目は、なぜ、たまごを水草につけるかです。
三つ目は、なぜメダカのいるところに、外から手を当てるとにげるかです。
今度調べてみたいです。

〈予想〉
○一つ目、なぜたまごを腹につけるか?
う、う〜ん、わからな〜い。
○二つ目、なぜ水草につけるか?
いつまでもはらにつけているのもじゃまだろうし、精子をつけやすいから。
○三つ目、なぜにげる?
私たち人間が手を目の前に出しておいて、それをいきなり目に近づけたら、びっくりしちゃうのと同じように、メダカもにげると思う。
〈調べてみて・・・〉(「今度」とか書きつつ、すぐ調べた)
注 本当に当たっているかは保証できません。
○一つ目 なぜたまごをはらにつけるか?
A それはメスがたまごを産み始めると、オスは精子をかけるんだけど、たまごがついているのは、オスが精子をつけている間ってわけ。
○二つ目 なぜ水草につける?
A 一つ目で書いたように、オスが精子をかけます。その後(つけおわった後)に水草につけるんです。
○三つ目は調べ中です。
☆というわけで三つの?のうち、二つがわかりました。

これは昨日に引き続き、妙子さんの自学帳です。読まれてどんな感想を持たれましたか?
まさに絵にかいたような自学です。「これぞ自学!」という感じです。この

自学のどこが優れているのでしょう。考えてみる価値のある問題です。他の子供たちにも真似をしてほしいからです。すばらしいお手本だからです。「学ぶ」とは「真似ぶ」ことから始まるからです。

理科・社会の学習とはすべからく次のように行われます。(少なくとも5年4組では)

事象を観察する ?を持つ 予想をする 調べてみる

「事象を観察し、?を持とう」とすることで、「ものごとを見る目」が養われます。漠然と見ていたのでは見えないことが見えるようになってきます。
「予想をする」ことで知恵が培われます。持っている知識を総動員して問題解決に当たるからです。自分の持っているAという知識と、Bという知識を組み合わせてCという新しい知識を創り出す、これは知恵です。
「調べてみる」ことで、資料を活用する力がつきます。一言で調べてみるといっても様々な方法が考えられます。
「人に聞いてみる」「図鑑や百科事典で調べる」「実際に自分で実験してみる」「手紙を出したり、電話をしたりしてみる」
これらの力がつけば、自分で学習していくことができます。

さて、ここでもう一度妙子さんの自学帳を読み直してみます。上の学習パターンが見事なまでに再現されています。「自学」と呼ぶにふさわしい学習ぶりです。

「もう学校などに来る必要のない人間を育てる」

私は、これが学校教育の最終目標だと思っています。そのためには卒業しても、自分で学んでいくための学習方法を身につけなくてはなりません。
「自学」はこんな力をつけていくための一つの武器なのです。これからの子供たちの自学に期待しています。

back