『地図が見せる世界』

子供たちに下のようなプリント(世界地図を逆さまにしたもの)を配って尋ねました。

これは一体なんでしょう。

みなさんはもうおわかりですよね。「世界地図」です。わたしたちが普段目にする世界地図を逆さまにしたものです。実はオーストラリアで見られる世界地図はこのようになっています。南半球の国から見ると、世界はこのようになっているわけです。
子供たちにそのことを告げると、驚いていました。半数くらいの子供が世界地図だということすら分からなかったようです。
この地図を見ての子供たちの感想をお読み下さい。

○最初見たときはなんだか分かりませんでした。オーストラリアでは反対の世界地図が売ってるとは知りませんでした。(小百美)
○世界を反対に見たら変になった。(孝典)
○へん!ぜったーいへん!(裕加)
○オーストラリアは日本の反対側だから、全くこんなことは不思議じゃない。(裕樹)
○全然世界地図なんて分からなかった。私は最初動物だと思った。(奈央子)
○日本とオーストラリアが逆の所にあるだけで、地図もこんなに変わるとは思わなかった。(充)
○最初見たとき、何か変なキョウリュウみたいなものだと思ったが、これは地図だったので不思議だなと思った。(舞子)
○何となく不自然で使いにくそう。(愛子)
○頭がクラーッときそう。(智子)

土曜日に紀伊国屋に行ったら、洋書コーナーにこの地図がありました。「これ下さい。」と言ったのですが、残念ながら在庫切れ。注文には時間がかかるということであきらめて帰ってきました。ところが、伊藤忠章先生がこの地図をお持ちだということで、さっそく借りることにしました。今日、子供たちに見せる予定です。(これを読んでいる時点では、もう見た後のはずですが。)

さて、こんなことをした後に、本題に入りました。

これから学習する説明文は「地図が見せる世界」という題です。地図がどんな世界を見せてくれるのでしょうね。

すでに5名の子供たちが読んでいましたが、ほとんどの子供が初めて読む文章です。一回目は黙読、二回目は自分の早さで音読、三回目は全員で声を揃えて音読と三回読ませた後でこんな話をしました。説明文の学習の仕方に関することです。

説明文の分かり方には3種類あります。

  1. ズバリと分かる。(要約)
  2. スッキリと分かる。(仕組み)
  3. ナルホドと分かる。(内容)

四年生の時にも話しましたね。要約の「よ」、仕組みの「し」、内容の「な」これらをつなげて読むと「よしな」です。これ以外のことを勉強するのは「よしな」ということになります。

子供たちは昨年の学習を思い返しながら聞いています。説明文の学習は今年度初めてです。

今、みんなが3回ずつ読みましたね。どのくらい分かったでしょうか。
ズバリと分かった人?(挙手1名)
スッキリと分かった人?(挙手1名)
ナルホドと分かった人?(挙手半数)

ナルホドと分かれば大したものなのですが、おそらくは思いこみです。ナルホドと言えるような理解はしていないはずです。(多分・・・)

では、まずズバリと分かっていただきましょう。この文章を30字以内で要約しなさい。できた人からノートを持ってきます。時間は5分です。

みなさんならどのように要約しますか。短い文章ですので、お時間があったら読んで挑戦してみて下さい。
5分と言ったものの、全員がノートを持ってくるまでに10分ほどかかりました。私は10点満点で点数をつけていきます。10点をもらった子供は半数ほどでした。私があらかじめ書いておいた要約文とほとんど一緒です。中には句読点まで含めて1文字も違っていない子供もいました。
正解は明日とします。(子供たちはすでに学習済みですが)

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