『麦畑』

国語で「麦畑」という物語文を学習しています。
妙子さんの自学帳から。

9月9日 国語「麦畑」
季節はいつか?
「麦畑」に出てきた植物は3つ。
@麦 Aヤナギラン Bシモツケソウ
まず麦。話の中での麦は取り入れ月よりも一月前くらいである。
農作物こよみでは、作物のできるとき麦は5月下旬から6月になっていた。
次にヤナギラン。ヤナギランは、アカハナ科で高さ1mから1.5m、重要な花の咲く時期は7〜8月。そして高原の草花。
最後にシモツケソウ。シモツケソウはバラ科で高さ60cm、花の咲く時期は6〜7月。そして野山の草花。
(後略 渋谷)

9月12日
今日気づいたけれど、「麦畑」で出てくる植物は他に2つあった。ノイバラとスイカズラ。
ノイバラはバラ科、高さ2m、花は5〜6月ごろ咲く。そして木の花に出てきたスイカズラは、スイカズラ科、つる植物、花は5〜6月。
どちらにしろ物語の季節は6月ころ。
(後略 渋谷)

物語には冒頭に『あたたかい、かぐわしい夏の夕べ。』と書いてあるだけで、月までは書かれていません。物語に出てくる植物を調べ、物語の月を絞り込むあたり、見事としか言いようがありません。AAAの自学です。
これまでも何度か紹介してきた妙子さんの自学ですが、何度も載せるのは他の子供たちに真似してほしいからです。「自学のネタ」として最もふさわしいものは「授業」です。その日の授業を振り返ってみる、次の時間に問題になりそうなことを考えてみる。このようなことはその日の授業に真剣に取り組んでいなければできることではありませんので、自学のネタにするためには授業への取り組みが変わらざるを得ません。好循環が始まります。期待しています。

さて、一昨日の「麦畑」の授業。次のように指示を出しました。

物語の中で聞こえる「音」をすべてノートに書き出しなさい。ただし会話文は除きます。

20分ほど時間をとったでしょうか。まだすべて書き出していない子供もいましたが、いったん作業を中断させました。そして発表させます。全部で15の音が出されました。
「鼻歌」「トントン足拍子」「旅人の歌」「草の葉のそよぎ」「ナイチンゲールのさえずり」「夜のかすかないぶき」「ガサガサ」「バシャバシャ」「自動車やトラックのけたたましさ」「麦の穂のさやさやという美しい音楽」「ひそひそさやさや」「穂と穂がこすれ合う音」「麦の穂の合唱」「ナイチンゲールの鳴き声」「水の音」
私は発表された音をカードに書いて黒板に貼っていきます。黒板に貼られた「音」をしばらく眺めさせました。

この15の音はみんな同じ種類の音ですか。

「違う」と言います。

では、15の音を何種類かに分けなさい。

続きは次号で

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