『覚えることとわすれること』その2

昨日は、前半30分ほど音読練習をさせた後、残り15分ほどで全文の要約を行いました。1学期くらいまでだとこの時間が逆になり、音読が15分、要約が30分になったでしょう。要約が短い時間で住むようになったのはそれだけ子供たちに力がついてきた証拠です。

全文を30字以内で要約しなさい。

いつものように出している指示ですが、これは言い換えれば、
「筆者が最も言いたいことを30字以内で書きなさい。」
と言っているのと同じことです。
一人一人が要約文を書く時間を7分ほどとりました。(5分くらいでできるようになるといいのですが・・・)残り8分で検討するわけですが、混乱することなく進みました。
一人を除いた全員が最後の形式段落Pを中心段落であると考えていました。まずこれは正解です。つまり尾括型の文章なのです。最終段落には2つの文があります。

A わたしたちの脳は、使えば使うほどシナプスの数を増やし、ニューロンどうしのつながりを強めるのがふつうです。
B それは覚えることを容易にし、わすれることを少なくするのです。


この段落の要約文は3通り考えられます。

1 Aの文を選択する
2 Bの文を選択する。
3 AとBの文のキーワードを拾い出して要約する。

この文章の場合、1,2,3、どれがいいでしょう。

ほとんどの子供たちがBを選びました。するとどんな要約文になるでしょう。

脳は使えば使うほど覚えやすく、わすれにくくなる。

「ズバリ」と分かりました。次は「スッキリ」と分かるための学習になります。


○○と生活

以前に学習した『粉と生活』に倣って、『○○と生活』という題で説明文を書いてくることを宿題にしました。子供たちに与えた条件は一つ。

『粉と生活』と同じ文章構成で書いてくる

ということです。作品をお読み下さい。

ミシンと生活
愛子
みなさんは、ミシンを使ったことがありますか。
ミシンを使うと、いろいろなものが作れます。例えば、エプロンやナップサックなど多くのものが、ミシンから作られます。
では、なぜミシンを使うのでしょうか。ミシンは昔から現在わたしたちが使っているようなミシンだったのでしょう。
ミシンは上糸と下糸があります。ミシンを使うとき、この上糸と下糸が交わりじょうぶなものが作れます。それにミシンだと早い時間でいろいろなものがぬえ、ぬいめも均等にできています。
ミシンは昔、あなたたちが今使っているようなりっぱなものでは、ありませんでした。例えばあなたのおばあちゃんの若かったころに使ったミシンは、足で動かしたり、手でミシンを動かしたりと、現在わたしたちが使っているようなミシンではありませんでした。
しかし今では、いろいろな設備の整ったミシンがあります。これからもいろいろな設備の整ったミシンを作る新しい技術が必要となり、使っていくでしょう。

公害と生活
奈央子
水俣病って知っていますか?そう、昔おきた病気です。この病気は工場排水の水銀が原因なのです。では、今は人間が原因となっている公害はあるのか調べてみましょう。
まずその一つはフロンガスによる環境破壊です。フロンガスがなかったころはオゾン層のおかげで紫外線の有害な光を通さないようにしていました。でもフロンガスはオゾン層を壊し、紫外線の有害な光を通せるようになります。これを長い間浴びていくと皮膚ガンや白内障(目の病気)になります。
その二つ目は、地球の温暖化です。地球の温暖化が進むと・・・。炭酸ガスは熱を吸収するので大気中に増加しすぎると、大気中の温度を高くし、地球の温暖化という現象を起こします。。
昔も今もほとんどが工場が原因で害を与えています。ほかにも酸性雨で木が枯れたりしています。害をなくすために、ますます今後、研究を重ね、公害をなくしていかなければならないでしょう。

足と生活
威宏
人間には二本の足があることはみんな知っているだろう。
しかし人間、足がないと車椅子に乗ったり、転がったりして百メートル走るのも時間がかかるだろう。
足がないとどんな不便だろうか。サッカーを例にとってみよう。
サッカーは手を使っちゃいけない遊びなので、頭でドリブルをするしかないが、足があればパスもできるしシュートもできるし、いろいろとできる。
人間は赤ちゃんの時には四つん這いだが、だんだん歩けるようになっていく。足があれば走ることもできるし、スキップもできる。
このように人間にとっては、すごく便利でいいということがわかる。
足を傷つけたりして使えなくならないようにサッカーの場合、ももあてができるかもしれない。そして足のけがをする人もなくなるだろう。

水と生活

水が人間にとって絶対必要だということはみんなも知っているだろう。しかし、本当に水がなくなったらどうなるのだろうか。
水がないと人間も動物も魚も何もかも生きていけない。でも人間などは何も食べなく、水も飲まないと三日くらいしかもたない。
水は人間や動物などにとってなくてはならないものである。それに水は作れないので、昔からなかったら今はないだろう。
水槽に金魚を飼っているとして、そこの水を抜く。すると金魚は一日ももたないうちに死んでしまう。やはり大切なものである。
植物などは雨が降らなくて、そして水をやらないと枯れるのは常識である。雨が降れば水がたまる。雨がずっと降らないとやがて川などの水が干上がってなくなってしまう。
昔の水はきれいだっただろう。しかし今は、川や海が汚れている。夏休みに海へ行ったとき、海に入ると足に何か引っかかった。何だと思ってみていると、ゴミだった。その他にもいろんなゴミがあった。
このように、今は水が汚れてきている。水は大切なもの、それに水は生活に必要なものである。これからは水を汚さないようにがんばらなければならない。

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