『覚えることとわすれること』その5

下図をご覧下さい。これが授業中にとりあげた5名の子供たちの絵です。

黒板にも絵を貼りました。そして子供たちに言います。

『よく覚えている場合』『なかなか思い出せない場合』それぞれの1コマ目を見なさい。おかしい絵はありますか。

すぐに数本の手が上がりましたが、しばらく待ちました。まだ考えている子供もいるからです。
待った後指名しました。話し合いの始まりです。

「Bの絵がおかしいと思います。B以外の絵は2つのニューロンがつながっていないけれど、Bの絵は2つのニューロンがつながっています。「覚える前」というのはまだ覚えていないということだから、シナプスはないと思います。」
「今の意見に反対です。ニューロンというのは最初からつながっているものだと思います。生活の中でお互いにつながっているんじゃないですか。」
「ぼくも反対です。教科書の93ページに『1つのニューロンには10から3万個くらいのシナプスがある』と書いてあるからです。」

ここで問題になっているのは、「覚える前のニューロンにつながりはあるのか」ということです。全員の考えを確認するために挙手で確認しました。「覚える前にもつながりがある」という子供と「覚える前にはつながりはない」という子供がほぼ半々でした。
更に討論は続きます。

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