慣用句で遊ぶ

昨日に引き続き、「慣用句を使った作文」を紹介します。

薫子
Sさんは、今日テストなのに学校へ行く足どりは軽かった。それはSさんの好きな算数のテストだったからである。
テストの時間、心臓がはりさけそうなほど、ドキドキした。なんとそれは算数ではなく、国語のテストだった。目をこらしてよく見たが、やはり国語だった。Sさんはテストが終わって友達に、
「むずかしかったね。」
と言うと、
「むずかしくなかったよ。」
と言われ、挙げ句の果てに鼻で笑われた。
家に帰ってからテストのことを話すのがいやで油を売りながら帰った。
結局怒られるなんて知る由もなかった。

紗可
A君は、あまいものが大好きで歯も満足にみがきませんでした。そんなA君は歯医者に行くことになりました。ところがA君は足がにぶってしまいました。
A君のお母さんは毎日口がすっぱくなるほど
「歯みがきはていねいに!」
と言っています。A君は鼻であしらっていました。でも「歯医者!」と耳にタコができて、仕方なくは医者に行きました。
でも歯医者さんは手取り足取りでした。すぐに終わってほっとしました。そこでA君は
「よし、これからはものを食べたあとは歯みがきをていねいにするぞ!」
と言って大はりきり。
でもA君は舌の根も乾かないうちに甘いものを食べてすぐ寝てしまいました。

千紘
私のクラスにはH君、M1君、M2君、S君という男子がいる。
その四人は授業中によくしゃべる。冗談から始まって、とどまることを知らない。それに同じことを何度も言うので、みんな
「耳にタコができる。」
だとか、
「口が減らない。」
などと文句を言う。
そんなとき、勉強でTVを見ることになった。少し早いがスイッチを押した。すると落後の番組をやっていた。みんなは一言もしゃべらず、TVを見ている。「よく舌が回るなあ」といった感じだった。
その落後を見たせいか、Aさんが
「早口言葉を誰が一番知っているか試してみない?」
と言った。みんな「おもしろそうだ。」と次々に参加している。中には手も足も出ない人や、目を回してまで考えている人もいた。優勝は物知りのTさんだった。
・・・・キーンコーンカーンコーン・・・・
お待ちかねの給食の時間になった。
「いただきまーす。」
クラスの中で一番大食いのT君が、こんだてのアップルチップバンをあわてて食べ、のどにつまらせていた。
「んぐんぐ う゛う゛う゛。」
目を白黒させながら急いで牛乳を飲んでいるT君を見て大笑いした。
五時間目にテストがあった。私の得意な場所だったので、見事百点を取った。クラスで私だけが百点だったので、とても鼻が高かった。また百点取りたいな。

孝典
A君は授業中、先生にうるさいと言われても知らん顔だ。B君が、
「うるさい」
と言ってもA君は知らん顔だ。A君はみんなに白い目で見られた。
でもA君にもいいところがある。気分の悪いC君にA君が手を貸してやり保健室へつれていってやったことがある。
C君は口が軽いので秘密のことはしゃべらないようにしていた。しかし、ある時、口の軽いC君はべらべらしゃべっていて秘密をバラしてしまったので舌を出した。仲間はフンと鼻を鳴らした。B君がC君に、
「ちょっと耳を貸してくれ」
と言った。話を聞くと悪い話だったので、
「もうそんなことからは足を洗うよ。」
と言った。

かすみ
ある日、口笛を吹きながら歩いていると、向こうから鼻を鳴らしながら子犬がよろよろと歩いてきた。かわいそうだったので、うちの人に聞いてみた。飼うことになった。
名前はポチにした。さっそくいろいろな芸を教えた。ポチはそれをすぐ覚えてしまったので舌を巻いてしまった。
散歩にもつれていった。ベンチでひと休みすることにした。ちょっと目をはなしたすきにポチが逃げた。あわてて追いかけたけれど、ポチは車にはねられた。病院に行ったけれど、手に負えない傷だった。そのとき、家族からいろいろ言われて耳が痛かった。
でも、一週間後、ポチは元気な姿でもどってきた。

昨日の5時間目、学年の『縄跳び大会』が行われました。前半は個人戦、後半は団体戦です。個人戦の種目は「交差跳び」と「二重跳び」の二種目、団体戦は昨年と同じく「回旋くぐり抜け」です。
団体戦の「回旋くぐり抜け」で我がクラスは297回を跳び、292回の1組を抑えて見事優勝しました。PTA行事の縄跳び大会に次ぐ優勝です。子供たちは大喜びでした。やったね!
詳細は次号で。

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