力強く発進!

新生WISDOM学級がスタートしました。新しく美香さんを迎え、総勢33名です。
6年生です。最上級生です。学校の顔です。これまでとは違います。やはり5年生から6年生への進級というのは特別の意味を持つのです。この子供たちが学校を創りあげていくのです。担任の私も気が引き締まります。これまで以上に気合いが入ります。
さて、今年度も渋谷が担任させていただくことになりました。3年目の担任になりますが、溜息などつかずにどうぞよろしくおつきあい下さい。(子供たちは深呼吸よりも大きな溜息だったようですが・・・)

3回目の6年生担任になります。1度目の卒業生はもうすぐ成人します。パワフルな子供たちでした。2度目の卒業生は今度高校2年生です。素直で知的な集団でした。そしてこの子供たち。1度目2度目以上にパワフルで素直で知的な集団になることを確信しています。2年間この子供たちを見てきて本当にそう思います。強い個性を持った子供たちです。一人残らず自分の色を放っています。人まねでない自分をもっています。鍛えがいがあります。それだけに責任も感じます。

一昨日の始業式、千紘さんが全校の前で今年度の決意発表をしてくれました。ここに全文を紹介いたします。

小学校生活最後の目標
六年四組 千紘

私の小学校生活最後の目標は二つあります。
一つ目は、
『苦手な漢字を得意にする』ということです。
私はこれまでの五年間、漢字が苦手でした。覚えても覚えても忘れてしまいます。毎月ある漢字テストの前はいっぱい練習するので、覚えていますが、すぐに忘れてしまうのです。それは普段使わないからです。でも今年はがんばってなるべく多くの漢字を毎日書くように心がけたいと思っています。
二つ目の目標は、
『下級生に優しくする』ということです。
私は今日から六年生です。そして新しく登校班長にもなりました。また、委員会やクラブ、部活などでも私が最上級生です。
下級生のみんなが安心して活動できるように優しくしたいと思います。
この二つの目標が、目標だけのまま終わらないように、六年生として精一杯がんばろうと思います。

立派な発表でした。最上級生として恥じることのない力強い決意発表でした。何より自分の決意を行動で示してくれました。彼女の2つ目の目標に関してです。こんなことがあったのです。
始業式の決意発表は2年生、4年生、6年生の代表児童が行いました。最初に発表したのは2年生です。演台からかろうじて顔が見えるような身長です。マイクが頭の上あたりに来ています。このまま話したのではちょっと声がマイクに入らないでしょう。ここで千紘さんはススッと2年生の方へ歩み寄り、マイクの角度を2年生に合うように直してやったのです。全校の前で話をするのです。緊張しているはずです。自分のことで精一杯のはずです。そんな中でのこのようなすばらしい動き、『下級生に優しくする』という目標通りの姿でした。

昨日は入学式でした。入学式にふさわしい穏やかな気候の中、小さな小さな本当にかわいらしい1年生が期待と不安を胸一杯につめて入学してきました。
入学式前日。2年生から5年生が全員下校したあと、6年生だけが残り、式場を始め、廊下・階段等の清掃、式場の設営などを一生懸命にやってくれました。本当にがんばってくれました。もちろん新入生はそんなことを知るはずもありません。また知らなくてもよいことです。しかし6年生は知らなくてはなりません。自分たちが入学してきたときも、当時の6年生がそうして準備してくれたことを。入学後もいろいろと面倒を見てくれたことを。そして今、自分たちがその立場になったことを。
働いている6年生は嫌な顔一つしていませんでした。ただ黙々と働いていました。そんな子供たちを見て私は本当にうれしく思いました。やれる子供たちです。立派な6年生になるはずです。保護者の皆様、1年間よろしくお願いいたします。

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