オゾンがこわれる

国語で『オゾンがこわれる』という説明文の学習を終えようとしています。題名から分かるとおり、フロンガスによるオゾン層破壊についての文章です。
文章を要約する学習、文章構造を把握する学習を終え、今は内容を細かい部分まで正確に読み取る学習をしています。
子供たちに問います。
正常なオゾン層はどのようになっているのですか。絵にかきなさい。

画用紙を配り、その真ん中に地球をかかせた後、そこに正常なオゾン層をかき加えさせました。
子供たちのかいた絵はおよそ下の3つ(略)に集約されます。典型的な絵をかいている子供の絵を黒板に貼り、検討させます。

では、どこからでもどうぞ。

「Aはちがうと思います。本文には『層になって地球全体を包んでいる』と書かれているのに、層になっていないからです。『層』を辞書で調べると『積み重なっているもの』と書かれています。」
「Cに質問なんだけど、地球の周りの線がオゾン層なのですか。」
「そうです。」
「じゃあ、線と線の間には何があるのですか。」
「・・・・。」
「オゾン層っていうのはオゾンが層になっているんじゃないですか。Cの絵だとオゾンとオゾンの間に別のものがあるような絵だからちがうと思います。」

およそ上のような話し合いがなされ、Bの絵が正しいということになりました。
続いて問います。

では、現在のオゾン層はどのようになっているのですか。かいてごらん。

子供のかいた絵は次の4種類ほどの分類できます。先と同じようにして検討させました。

「Dは絶対違います。現在はオゾンが減ってきているのに、正常なオゾン層の時よりもオゾンが増えているからです。」
「Bの人に質問です。穴があいているのはどこですか。」
「南極上空です。」
「本文には『地球上の他の地域の上空でも、オゾンの減少が進んでいることが明らかになった。』とかいてあるから、南極だけに穴があいているのはちがうと思います。」
「Aの絵はちがうと思います。本文には『大気中のオゾンが減少し、ぽっかりと穴があいたようになっている』と書いてあるから、本当に穴があいているのではなくて、オゾンが減って薄くなっているんじゃないですか。」

今度はCの絵が正解となります。

さらに問います。

さて、太陽から紫外線がやってきました。紫外線はどのように地球に入ってくるのでしょう。「正常なオゾン層」「現在のオゾン層」にそれぞれ紫外線が入ってくる様子をかき加えなさい。

残念ながらここで時間切れ。続きは次の時間です。
文章を正確に読めていれば、それと対応した絵がかけるはずです。絵の巧拙は問題ではありません。さて、子供たちはどんな絵をかいてくるでしょう。

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