2学期さわやかにスタート

風が秋の匂いを含んでいます。閉め切られてどんよりとした空気で満たされた教室に、朝の透き通った風が流れ込んできます。子供たちを待っている机と椅子。塗り替えられたきれいな黒板。二学期を待っていたかのように季節が移り変わろうとしています。
やがて・・・。
「おはようございます!」
とさわやかな声。
真っ黒に日焼けした子供たちの顔が学校に生命を吹き込みます。
(中には眠そうな顔で夏休みを引きずっている子供もいたようですが・・・)

二学期の朝は清掃から始まりました。誰も生活していなかった教室ですが、1か月以上の時間が埃をため込んでいます。これから始まろうとしている新たな生活。その生活の場を自分たちの手で整えていきます。

そして始業式。久しぶりに仲間たちが一堂に会したその風景は壮観です。全員が元気に顔を揃えることができたことの喜びを伝える校長先生の話。3名の子供たちによる二学期のめあて発表。各種大会、各種コンクールの表彰。「二学期が始まった」という思いが子供たちの胸にもわき上がってきたことでしょう。

教室に戻って学級の時間です。通知表、生活表、歯みがきカレンダー、自学帳、工作作品・・・。子供たちの夏休みの成果を集めます。自信たっぷりに誇らしげな顔をして作品を手にしている子供、複雑な照れ笑いを顔に浮かべながら自学帳を持ってくる子供、それだけで一人一人の夏休みを想像できます。
「おれ、ほとんど勉強してねえよ。」
「いいんだよ。元気で学校に来ることが一番の目標なんだから。」
子供たちの会話です。まあ、それはそうだけどね・・・。
その後、下の教科書と二学期の漢字・計算ドリルを配ります。新しい教科書に新たな意欲を燃やしてくれたでしょうか。

「さようなら!」
二学期最初の一日はあっという間に終わりました。

・・・午後・・・

子供たちは帰りました。私の前には子供たちの夏の成果が山と積まれています。まず通知表の『家庭から学校へ』の欄を読ませてもらいます。お家の方の目で見た子供たちの夏休み、二学期のがんばりの期待をひしと感じました。
生活表、歯みがきカレンダー、自学帳に目を通し、短いコメント入れていきます。4時間かかりました。子供たちのがんばりに比べてあまりに粗末なコメントとは思いますが、お許し下さい。生活表に書かれた記録や自学帳に書かれた日記を読むと、ビデオで観ているように子供たちの動きが想像できます。こんな時間も結構楽しいものです。どの子もそれぞれの夏休みを楽しんだようですね。

そんな夏休みも終わりです。
新たなドラマが始まろうとしています。

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