プラス発想しよう!(その2)

【子供たちの授業感想】


ぼくは、五時間目の授業で、プラス発想をした方がいいんだなと思った。マイナス発想をすると、ヘビの毒の次に恐ろしいノルアドレナリンという物質が出る。しかし、プラス発想をするとβ-エンドルフィンという物質が出てくる。この物質はノルアドレナリンと反対に自然界で一番いい物質だ。これだったら、プラス発想をした方が断然いい。
ぼくはプラス発想をしようと思った。

威宏
今、考えれば、ぼくはマイナスの感情ばっかりで、体から毒を出していたんだなぁと思った。もう少しβ-エンドルフィンというものを出して、いい気持ちになろうと思う。この時間に勉強したようにマイナスの感情になってもすぐプラスの感情になろうと思う。

愛子
私は、これからなんでもプラス思考で考えていくことにした。
たとえ、つまらなかろうが、悲しかろうが、いっつも私はプラス思考で生きていく。もう、お気楽だしぃ。だから私はきっと長生きをするはずだ。

小百美
私はこの勉強をしてよかったと思う。それはマイナスの感情になったとき、プラス感情に直せばいいということを習って、これからはそうしようと思ったからだ。だから、これからはマイナスの感情じゃなくて、プラスの感情をたくさんにしようと思った。

紗可
マイナスの感情をプラスの感情に無理矢理変えるところがおもしろかった。(おかしかった)特に、風邪をひいたときは(勉強しなくてもいいなぁ)とか(ずっとねていられるなんて幸せだなぁ)とか。道徳にしてはおもしろかったと思う。

千紘
何でもプラスに考えれば、マイナスのことも明るくなっておもしろくなる。そうすればこの世の中すべていいことだらけになると思う。私は普通の計算や漢字をやるよりも、楽しくて明るいこういう授業の方が好きだ。私はプラスが多いので幸せだなぁと思った。

明美
ガン!?
マイナスの感情を持っただけでガンになるなんて〜!?私は今まで数知れずマイナスの感情を持ってきたけど、そのせいでガンになりやすくなることは全然知りませんでした。
そのかわり、反対にプラスの感情を持つと脳からβ-エンドルフィンという物質が出ていい気持ちになる。これからマイナスの感情なんてもっていると危ないぞ!プラスの感情に切り換えなきゃ。

子供たちの心にも響いてくれたようですね。

前号で紹介した『脳内革命』(春山茂雄著 サンマーク出版)より私の印象に残っている部分を引用してみます。

実はこれらの改善例に共通する秘密が一つあるのです。それが本書のテーマでもある「脳内モルヒネ」と呼ばれるホルモンなのです。人間の脳からはモルヒネに似たものが分泌されますが、これには人の気分をよくさせるだけでなく、老化を防止し自然治癒力を高める、すぐれた薬理効果があるのです。
私は脳内モルヒネと呼んでいますが、これをどんどん出させると、その効果は脳だけでなく体全体におよんですべてを好転させる。つまり、私たちは、どんな薬もかなわない優秀な製薬工場を体内にもっているわけで、私はそれを徹底的に利用しているのです。
脳内モルヒネの存在は以前から知られていましたが、鎮痛効果以外さしたる意味もないと考えられ、長い間注目されないでいました。ところが最近研究が進んで、すごい効力を秘めていることがわかったのです。
人間は怒ったり強いストレスを感じると、脳からノルアドレナリンという物質が分泌されます。この物質はホルモンの一種なのですが、どういうわけかものすごい毒性をもっている。自然界にある毒物では毒蛇に次ぐ毒性をもつと言われています。
もちろん脳内で分泌されるのは極微量にすぎませんが、いつも怒ったり強いストレスを感じていると、この毒のせいで病気になり、老化も進んで早死にしてしまう。私の病院に来た患者さんもそうですが、どんな病気もノルアドレナリンが関係しているといってよいほどなのです。
一方でβ-エンドルフィンというホルモンがあります。このホルモンは脳内モルヒネとしていちばん効力のある物質ですが、この両者の間に奇妙な相関関係があることが判明したのです。人から何か言われて「いやだな」と思うと、脳内に毒性のあるノルアドレナリンが分泌される。そのとき逆に「いいな」と思うとβ-エンドルフィンが出るのです。
ノルアドレナリンが分泌されるほうがいいか、β-エンドルフィンが分泌されるほうがいいかは、自明の理でしょう。
どんないやなことがあっても、事態を前向きに肯定的にとらえると、脳内には体によいホルモンが出る。どんなに恵まれていても、怒ったり憎んだり不愉快な気分でいると、体によくない物質が出てくる。すべてをプラス発想でとらえ、いつも前向きで生きていれば健康で若さを保て、病気に無縁な人生を送れるということです。

興味を持たれた方はご一読をおすすめします。

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