自学を続けよう

 運動会が終わって1週間。今、学校は読書週間となっています。学習にも落ち着いて取り組めるいい時期です。元気アップ週間でもあるこの時期、家庭での時間の過ごし方を見直すと共に家庭学習も充実させてほしいと願っています。
 さて、4月から続けている「自学ノート」ですが、早い子供は既に3冊目に入っています。2冊目に入っている子供も増えてきています。こういった子供たちを先頭に、学級全体の家庭学習の量と質を高めていきたいと思っています。そこで、先日、改めて次のような指導をしました。

1 ノートには日付とNO.を書く。
2 NO.は自学を続けた日数分増えていくが、1日休んだら、次の日はNO.1から再スタートする。
3 1日1ページはやる。
4 メニューはバランスを考えて。

 子供たちには3種類のメニューを示しました。

 毎日、ご飯ばかり食べておかずを食べないとどうなりますか。逆に、おかずばかり食べていてご飯を食べないとどうなりますか。体の栄養と同じように、頭の栄養にもバランスが必要です。

 このように言って、「ごはんメニュー」「おかずメニュー」「デザートメニュー」の具体例を示しました。

 「1日休んだら、次の日はNO.1から再スタート」というのは厳しい感じもしますが、それだけ「続ける力」を重視したいのです。マリナーズのイチロー選手は次のように言っています。

 小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。

 一流の結果を残し続けているイチローの言葉には重みがあります。突然結果が表れることはないのです。努力を継続することの大切さをイチローの言葉は教えてくれます。
 また、次のように言っている人もいます。

 いかなる学習にとっても、大切なことは二点である。
 第一は『ていねいさ』である。第二は『持続性』である。
 これ以外の条件は、「例えば知能が少々良いというようなこと」は、どうでもいいことである。
 強いて言えば、他人の忠告を受け入れる『素直さ』があった方がいいが、上記の二条件を満たす子は、ほとんど『素直』であるからそれを入れることもない。
 これらを育てるためには、腰を据えてかかって数年は必要である。そして小学校高学年はほとんど最後のチャンスである。
 努力の持続性は過去100日間の日記を書いた日数で表される。(一日ぬいたら−1とし、手をぬいた時、病気の時は−0.5とする)努力係数が90/100をこえれば、極めて優秀であり、60/100を下れば要注意である。
(『家庭教育の指針』向山洋一著 明治図書)

 「ていねいさ」と「持続性」を是非すべての子供たちに身に付けてほしいと願っています。