社会科見学

 先週の金曜日は、社会科見学でした。「ものをつくる仕事」の学習の一環として、栗山米菓さんに行ってきました。実際に米菓を作っている現場を見学させてもらったり、米菓ができるまでの過程を説明してもらったりしました。そして、何よりも子供たちが喜んだのは、せんべいの手焼き体験です。一人が一枚ずつせんべいを焼き、好みの味付けをして食べられるのです。焼きたてのせんべいを頬張りながら、子供たちは満面の笑みを浮かべていました。

 さて、帰校後は見学での学びを文章で書かせました。課題はこれです。

 おいしく、安心して食べられるせんべいを作るには、どのような工夫がされているのだろう。

 いきなり文章化するのではなく、まずは全員で答えに結び付きそうなキーワードを出し合ってみました。取材メモを見ながら、子供たちは次のようなキーワードを出してきました。
おいしく→炭火、手焼き、コシヒカリ、味付け
安心→服装、手袋、マスク、消毒
 これらを確認した後、まとめの文章を書いていきます。
 30分ほどで書き上がったのが、次の文章です。

 ぼくは、せんべい王国に行って、おいしく安心して食べられるせんべいを作る工夫を見つけました。
 おいしく食べる工夫は、炭火で手作りなことです。そうするとおいしくできます。米はコシヒカリです。味付けは同じりょうになるようにします。
 安心して食べられる工夫は服そうです。頭にはぼうし、手には手ぶくろ、足は長ぐつです。顔にはマスクをしていました。消どくもしてありました。
 このようなことが、おいしく安心して食べられる工夫でした。

 今日私が行った栗山米菓で見つけた工夫は二つあります。
 一つ目は、おいしくするための工夫です。せんべいは、コシヒカリでおかきはもち米でした。もう一つのおいしくする工夫は炭火で手焼きでした。おいしさのひけつはこれでした。味付けも、のり、しょうゆ、ざらめ、ほかにもいろいろありました。
 二つ目は、安心安全に食べられるひみつです。それは、服と消毒とマスクと手ぶくろでした。すごい!
 このように、栗山米菓では、いろいろな工夫がほどこされていました。

 「おいしく、安心して食べられるせんべいを作るには、どのような工夫がされているのだろう。」このしつ問に答えます。
 おいしくする工夫は、たくさんあります。たとえば県産コシヒカリを100%使用したり、手でおせんべいを焼いたり(手焼き)。そのような工夫があります。
 安心して食べられる工夫も、いろいろあります。たとえば、マスクや手袋をしたり、服そうは体を完全におおっていたりします。
 「おいしく、安心して食べられる工夫。」それは、こんな工夫なのです。

 3名の文章に共通することは何でしょう。それは、次の3点です。

1 最初の段落で、これから述べようとすることを端的に書いている。
2 二段落目に、「おいしく食べられる工夫」を書いている。
3 三段落目に、「安心して食べられる工夫」を書いている。
4 最後の段落に、まとめの文を書いている。

 特に私が指示したわけではないのに、このように書けたのはすばらしいことです。まとまりを考えながら文章を構成する表現力は、3,4年生で是非全員に身に付けさせたいものです。3名に拍手!

 明日は、「みなとピア」で社会科見学です。今度は、何を学んでこられるでしょうか。