★HP開設記念メッセージ★
1999.1 更新


既に御存知の方ばかりでしょうが、私は森先生の大ファンで
同人誌を作ったりもしてましたが、しかし
それを先生に送ったりすることは当然なく(笑)、
初めてメールを送るまでは、何の接点もありませんでした。
(まあ、先生の手元に既に私の同人誌があったのは、
ちょっとした事故……ではなく、偶然でしょう)。
皆と同じように、作品の感想を送ったのが最初です。
それが98年の1月中旬でした。

最初に森先生と直接お話した時に(さて、いつどこででしょう)
「ホームページは作らないのですか?」と言われました。
その時はまだ「いずれ……」と思っていたくせに、
数カ月後にはすっかりその気になり、森先生に話したところ
「では、HPが出来たら、何か文章をプレゼントしましょう」と言われました。
そんなわけで、Mac使いとしての歴史も浅い私ですが
さくさくとHPを作成。今に至ります。
先生はいつものようにすっかり忘れていたようですが、
私の血も凍るような催促に(嘘)腰をあげ、
多忙な中、メッセージを書いて下さいました。
本当に感謝しています。
御礼に「ぷんぷんしても、すぐにこにこする券」を
10枚綴りでさしあげようと思います。
このページのみ私の為だけにあるようなページですが(……)、
興味のある方はどうぞ御覧くださいませ。

★寄稿〜HP開設記念★
森博嗣先生

北のご意見番、ちかさんのこと

 もう、そうですね、1年ほどメールをやりとりしているでしょうか。1日に1回は確実に往復していますから、既に400回ちかくになるでは? 内緒ですが、メールの内容は非常にアカデミックで、主に地球環境問題のことか、線形幾何学、あるいはインド・ホイサラ寺院に関する話題です(言うは容易い)。それから、直接お会いしたことは2度あります。インゲボルグをお召しになった大人しいお嬢様です。北海道の札幌から飛行機でいらっしゃいました。よく鎌倉なども一人で旅行されるようで、海岸を歩いて貝殻を拾って耳に当てたり(笑わない)、砂に文字とか書いて消したりしているのでしょう(笑ってはいけません)。

 同人誌を出されている頃から絵を拝見していました。それが、メールが来たり、HPを立ち上げたり、カラーをマックで描いたり、と最近になって精力的なのは、何か吹っ切れるものがあったのでしょう(笑)。おそらく世間のしがらみを、ちょきちょきと切り捨て、言い寄る身近な方々をぽかぽかと追い散らし、抱え込んだボールを死んでも放さない、タックルも蹴散らし、もうゴールまでまっしぐらに力走! どーんと体当たり〜、みたいな状況でしょうか(ちがうぞ、それは)。よくメールで、「私、か弱い乙女なんです」みたいなことをズバリ書いてこられるのですが、「あ、そう・・、そのとおりですね」と答えざるをえない、見えない圧力(圧力は普通は見えませんが)というか、力強さを感じ、子犬のように震える私です。身が引き締まりますね〜。ああ、それでちかさん痩せたのかな・・(あ、攻撃が)。

 実は非常に整理魔だそうで、何でもきちんとしている。おそらく、秘書さんとしてお願いできたら、最高でしょう(いえ、これは失礼な発言でしたか・・)。〆切まえに必ず仕事を終わっている、という憧れの「頼れる」タイプですね。いやあ、実にもったいない(どういう意味だ?)。

 そう、一言だけ申し添えるならば、森は「ちかこ」さんという名前(ちかさんの御本名です)に、大切な思い出がありまして、この名前だけは、ちょっと特別なんですね〜。どれくらい特別か、というと、50円高くてもそっちを買っちゃうぞ、みたいな、それくらい特別なのです。本当に「ちょっと」でしたね。まあ、これくらいにしておきましょう。

 この一文は、ちかさんのHPが立ち上がったらプレゼントしましょう、とお約束したもので、ずいぶん遅くなりました。ごめんなさい。「何か森に3つ質問して下さい」と書いたら、予想どおり、とんでもない質問を3つしてこられましたので、即座に却下しました。代わりに、「何か3つお願いがあったら言ってください」と書いたら、とんでもないお願いを1つだけしてこられて、やはり却下しました(笑)。ハクション大魔王のアクビ娘のように恐ろしい方です(笑)。

 あまり、ぷんぷんせずに、いつもにこにこのちかさんでいてください。
 札幌で蟹を一緒に食べましょう。

 
 森博嗣 99/01/05 名古屋にて

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