チコ・クレーター

ここ、月のチコ・クレーターには、キャプテンとフューチャーメンの居住施設と研究棟などが存在しています。本来ここは立ち入り禁止区域ですが、ヴァーチャルなネコの身なれば、キャプテン達も見逃してくれることでしょう。

広大な環状火山の火口底の中心近くに、よく注意しないと気がつかないくらい小さなグラサイトの明かり採り窓があり、その下に彼らの月面(地下)基地があるのです。

☆研究所(太陽系内随一の設備を誇る)

巨大な発電機、変圧機、原子変換装置、合成装置、電気炉などがビッシリと壁にそって並んでる。大型の天体望遠鏡とスペクトル分析用望遠鏡の対物部は月面に直に突き出している。科学や電気関係の器材は、驚くほど複雑でかつ卓抜な設計の物ばかり。ま、たいていの人には何が何やらさっぱり?! しかし、ここで最新の研究やら実験やらが行われているので、何人も立ち入り禁止!なわけ。

☆記念室

さまざまな冒険の思いでがしみこんだ数々の記念品が飾られている部屋。

☆格納庫

太陽系内最速の「コメット号」が納められている。地表の扉が開いて、離着陸できる。もちろんエアロック設備完備。

☆住居

う〜〜〜む。さすがの私もここまでは入り込めない。謎。

☆倉庫

ここは任せて! お昼寝の場所。
(本来、倉庫に関する記述はありませんが、もしあったら多分こんな感じかなあ、という私の想像です。)

ねこ

がらくた1号 壊れたレコードと思考波投射機の残骸 *1

グラッグとオットーのケンカに手を焼いたキャプテンとサイモンの苦心の作。「友達を大切にしよう」という思考波を記録したレコードを、投射機にのせスイッチを入れると、脳の神経電流を操作する波が放射され、相手を催眠暗示にかけられる、という装置。
効果のほどは絶大!!! 心の底から友情にあふれて見つめあうグラッグとオットー。あまりのことに身をよじって笑い転げたキャプテンが、はずみでポロリと機械を落っことして、木っ端微塵になった。その後どうなったかって? ご想像の通り。

がらくた2号 ボコボコにへこんだ銅の水槽(汚い付着物あり) *2

まず、アルミナとシリコン塩の溶液を混ぜあわせて、真っ黒い泥状の物が水槽の中に流し込まれた。次に、ゴム。最後に廃油、「汚きや汚いほど都合が良い」とグラッグに言われ、何か変だなと思いつつ作業をしていたオットーがついに尋ねた。「一体何を作ろうってンだ?」
「XXXXXXX」抜け抜けと言い放ったグラッグに、オットーが水槽をたたきつけた!

がらくた3号 身長3フィートのブリキ細工の人形の残骸 *3

がらくた2号事件でまんまと一杯食わされたオットーが、グラッグのためにわざわざ造った労作。グロテスクな円筒形の手足、ブリキのバケツみたいな頭に2個の人工眼らしきもの。中には原子力を利用した小型動力系がしこんであって、声がレコードに吹き込んであった。
この人形にいきなり「XX!」と呼ばれて、声もでないほど驚いたグラッグだったが、息も絶え絶えに笑い転げるオットーを見てからかわれたことに気づき、カンカンに怒ってそれ(グラッグ2世)をオットーめがけてたたきつけたのだった。

がらくた4号 鉱石粉砕機の残骸 *4

「銅」を手に入れるために、急ごしらえで作られたもの。

へんてこな円筒形のケース *5

ランプやダイアルや腕木などの仕掛けが施されていて、筒の下には小さな車がついている。太陽系サーカスに潜り込むために、サイモンが「考える機械」に化けた変装道具。このケースの中にサイモンが入って、お客の質問に少しだけピントのずれた答えをするというもの。大いに受けた。

*1、2 「謎の宇宙船強奪団」より
*3   「透明惑星危機一髪」より
*4   「時のロストワールド」より
*5   「太陽系七つの秘宝」より

ジョオン:「月面基地にはどうしても女の子は入れてくれないの?」
カーティス:「いつかな。その女の子が月での生活に我慢できるようだったらね。いつかーーー悪党どもがこんなに俺達を忙しがらせない日がきたらーーー」
(「透明惑星危機一髪!」より)

・・・・ちょっと切ないね。
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