ブリュッセルのカメラ蚤の市 (Photopuces de Bruxelles, 2005)
さて、一年間なんて経ってしまうとあっという間で、去年このブリュッセルでのカメラ市に出かけたと思ったら、もう今年の回が回ってきました。

去年はちょっときれいなOM−1とレンズ数本を手に入れてご機嫌だったのですが、今年はビエーヴルでブラックのOM-1Nを手に入れていますので、本当に欲しいものがない。というか、欲しいものはあるにはあるのですが、なかなか決断できないので実質的に何も無いのと同じなのです。
ともあれ、今年もブリュッセルのどちらかといえば治安もあんまり芳しくないところにある大学みたいなところの体育館で開催されたカメラ蚤の市に出かけてきました。
昨年は朝早くからメトロに乗っていったのですが、そんなわけで今年は今ひとつ気乗りがせず、朝早く起きたのはいいのですが、一足先にJeux
de Balのガラクタ市に出かけてSPレコードをあさったりしていたのはブログに書いたとおり。ちょっとした掘り出し物があったりするのですけれど、何よりコストが全然かからないのがうれしいところです。
さてはて、そういうわけでカメラ市会場に到着したら、もう朝から頑張っていた人はそろそろ帰り支度を始めています。ま、別に何を探しているわけではないのでゆるゆると会場を一周すると、なんだか昨年よりは活気がある感じです。人数も心なしか増えているようですし、展示のストールの上をみてもかなりカメラで充実していました。
それにしても皆さんおとなしいのは気のせいでしょうか。日本のカメラ市などと違って並んでいるカメラもちょっと程度が落ちたり、同じようなものばっかりだったりするようです。
本当は、ライツあたりの真鍮製の顕微鏡や折りたたみ式の組み立て暗箱などが欲しいのですが、如何せん、前者については物がなく、後者についてはどうも手持ちの現金が足りそうにありません。日本の中古カメラ市のように、会場に信販会社の人が常駐しているなんて考えられませんし、大抵こういうときは皆さん現金持参なのです。
さて、会場内を2、3回闇雲に歩いていると、大体どこに何があるかはすぐに覚えてしまいます。やっぱり組み立て暗箱が欲しいのですが、どうせこれで撮影するわけにも行かないくせに、どうせなら機構的に面白く、お値段も手ごろなのを探し始めるとなかなか一兆一反で機種が絞り込めるわけがありません。

結局、またしても本命の『アンティーク・カメラ」には手が出ず、ぶらぶらしていると、とあるブースで10ユーロ均一のジャンクを並べています。よく見るとオリンパスの28mm/3.5が転がっています。見れば、フィルター枠をぶつけてしまい、フィルターが取り付けられなくなっていますし、外観もぼろぼろ。レンズはきれいなので10ユーロ払ってお買い上げ。
なんだか最近カメラ関係は「オリンパス救済計画」みたいになっているので、極力ボディは見ずにボーっと会場を歩いていると、オリンパスのレンズを扱っている店もありました。数は少ないのですが、その中に変なレンズをみつけました。「PANOMAR 12mm/f8」。魚眼レンズなのですが、完全に円になるわけでもなく、どうにも中途半端な映像です。とはいえ、パノラマをうたっているところがあるで随分広角です。一応日本製らしいのですが、メーカー名の刻印もなく、ナゾのレンズです。80ユーロと言うのをいきなり50ユーロまで値切ると流石に曽於価格では売れないと言うので60ユーロで交渉成立。このレンズ、ヘリコイドはないのですがパンフォーカスでいけるところだけ撮影すればいいので面白い使い方が出来るかもしれません。絞りはf8、11、16の3箇所。いずれも円形絞りが切り替わりますので中間値で使うことは出来ません。
あとは期限の切れかけたポジを一本1.2ユーロで10本パックを買ってきた。最近あまりポジで撮っていないのでこれからガンガン使っていこうと思います。
|