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壬申誓記石 碑文  (釈文)


 韓国慶尚北道月城郡にある自然石に刻まれた石碑。1935年に発見された。
 内容は二人の人物が身を律して三年の間儒教経典を学ぶことを誓ったもの。
 文体は正格漢文とは異なる半島風の変体漢文である。
 碑文にある壬申年とは西暦552年または612年と考えられる。
 また末尾近くにある辛末年とは、干支に基づくと壬申年の前年にあたる。

<釈文>
壬申年六月十六日二并誓記天前誓今自
三年以後
忠道執持過失无誓若此事失
天大罪得誓若国不安大乱世可容
行誓之 又別先辛未年七月廿二日大誓
詩尚書礼伝倫得誓三年

<読み下し>
壬申の年の六月十六日。ふたり并びに誓いて記す。天の前に誓う。今より
三年以後、忠道を執持し過失无きことを誓う。若
(も)し此の事を失うは
天の大罪を得んことを誓う。若
(も)し国安からず、世大いに乱るとも可容(よろし)
行わんことを誓う。 又、別に先の辛未年七月廿二日に大誓す。
詩・尚書・礼・伝・倫を得るを誓うこと三年。


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