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史記 卷六 秦始皇本紀第六 始皇帝三十五年 (抜粋2)


(原文)

 徐市等費以巨萬計 終不得藥 徒姦利相告日聞


(読み下し)

 徐市ら費(つい)え以って巨萬を計るも終に藥を得ず。徒(た)だ姦利と相い告ぐるを日に聞く。



(メモ)

 徐市(徐福)ら方士たちが不老不死の薬を探すと言って巨万の費用を要求しながら一向に成果をあげる様子が無いことに、「連中はただ利益をむさぼるだけの奸物だという噂も日ごとに耳に入ってくるぞ!」 と始皇帝が怒って言った言葉。

 獺祭主人独白:「『不老不死の薬を探せ』などと、どだいムチャなことを命令するあんたが悪い。普通の頭で、ちょっと考えればわかりそうなものなのに・・・」