2日目(スペイン時間3月31日日曜日)


 到着の翌日は日曜日。宣言通り午後(現地時間)まで 爆睡する。この日からスペインは
サマータイム。いつもならまずは着替えなどを買いに行くのだが、ここはスペイン&日曜日。
つまり店という店が全て閉まっている。 これは覚悟の上だったので、2日分の着替えはある。

 ホテルまで迎えに来てくれたDr.Sの案内で、近場を散策する。。。が、その前に近場で腹ごしらえ。
石造りの建物の二階に上がり、重厚な扉を通り、レストラン室内を抜けて テラス席に出る。
そして食すは定番のパ エリア。ここは非常に高級で、お値段も高級の約2000円。当然旨い!。
思い返せばこれが今回の旅で最も豪華な食事 だった。
ちなみにカメラの時間はまだ日本時間。さすがのスペインでも午後10時は暗い。誤解無きよう。

 散策を開始する。まるでタイムスリップしたかのような旧市街を通り、歴史ある港町バルセロナを
感じさせる海辺でコ ロンブスの像を眺める。昼食は、海辺の小さなショッピングモールのテラスで。
こっちの人たちは昼からアルコールを飲む。ちなみにタバコもよく吸う。列に並びながら平気で吸う。
とにかく凄い喫煙率である。ヨーロッパでは喫煙は文化なのだろう。葉巻やパイプなどもよく見かける。
 話を戻すと、現地人をまねて「クララ」なる カ クテルをこの昼食時に飲んだ。ビールとレモネード1:1。
ちょっとだけ甘く軽いこの飲み物は、昼食時にぴったりだった。その後ショッピングモールを見るが、
お土産系かブランド系しか無く、結局ここでも着替えなどは入手できなかった。隣には水族館があり、
その外にあった 木製潜水艦などを見ていたら、あっと言う間に夜になってしまった。。。

 さて、夕食をどこで食すか。。。この後、今回の旅を大きく左右する大発見が待ち受けている ことを、
まだ我々は知る由もなかったのである!。

 夕食を求め、バルセロナでは 危険地帯として名高いチャイナタウン(シネスあるいはチノ地区と呼ばる)
に侵入した我々は、そこで「 レストラン鶏リッチ」と運命的な出会いをするのであった。
pollo=鶏、rico=リッチなので、鶏リッチと勝手に命名されたこのレストラン、とにかく客層が怪しい!。
そもそも店の前にホームレスっぽいおじさんがうろうろしている。周りにも、あまりリッチそうじゃない
いろんな国籍っぽいいろんな人がいる。店内にも、そんな人たちがたくさんいる。ステキだ!
ゴミに埋もれた床を歩き、隣人と肩をぶつけながらアルミのカウンターにつくと、なんと英語と日本語の
メニューが出てきた!。こんなところに観光客が来るのかと、自分がバリバリの観光客であるのも忘れ
驚くのもつかの間、とにかく安い!!!。スパークリングワインCAVAが500円 (ボトルで!)
鶏丸焼きハーフサイズ500円等々。。。目を疑う値段である。あまりにもイイカンジのグラスでCAVAを
飲みながらガーリックチキンとラム焼きを食す 。。。
美味い!!!!!!!
ここの料理、とにかくシンプルなのである。ラムはただ焼いて、塩胡椒程度の味付けだけ。ソースも
かかっていなければ、スパイスも利いてはいない。ガーリックチキンも似たようなもの。だからこれは
スペイン料理とかではなく、名付けるとすれば「基本料理」、だろうか。しかし
美味い!
付け合わせのパンも美味い。数軒先のパン屋で売っている普通のパンだそうだ。料理が出てくるのを、
このパンをかじりながらCAVAを飲みつつ待つのだが、この組み合わせはとても素晴らしく、うっとり〜。
カウンター内で働く店のおじちゃん達の活気、我々を気にするでもなく無視するでもないマイペースな
地元の人たち、ちょっと怪しげな周りの雰囲気、、、この瞬間、滞在期間中の全夕食場所が決定した。

 CAVAを一本あけ、いい気分で満腹になった我々は、再び怪しげな通りを歩き、大通りへと戻った。
次はお約束のバル。ランブラス大通り沿いにヨサゲな店を見つけた。お約束のカウンターに座る。
ここはちょっと落ち着いた感じの店だ。店員の一人がベタなスペイン人女性で、後日分かったのだが
名をカルメンという。 カルメンと聞いて想像するような顔(どんなだ?)をし た、ウインク好きの
人である。目が合うとウインクしてくれることが気に入ったわけではないが、何となく雰囲気のいい
サービスとレスポンスに惹かれて、ここにも毎晩通い詰めることになったのである。


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