Jelena Dokic Tour Results: Interviews

Special Interview with Jelena Dokic
- Toyota Princess Cup 2001

"Smash" Monthly Magazine - Issue No.28-12 (#344)
Tokyo, Japan
01 December, 2001 (20 October, 2001)
Published by Japan Sports Planning & Publishing

Interviewed at Le Meridien Grand Pacific Tokyo on 20th September, 2001.
(after her 2nd round match of the Toyota Princess Cup 2001)

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エレナ・ドキッチ単独インタビュー

 「今はテニスが第一。3年後にはトップ5に入っていたい」

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 「楽しいのはいいプレーができた時」


−−去年の自分と今年の自分を比べて違うところは?

エレナ・ドキッチ(以下JD) 肉体的にずっと強くなったし、精神的にも今年の方が安定している。それ
が昨年との大きな違いね。去年と比べるととっても強くなれたと思うわ。

−−フィジカルをアップさせるために特別な練習をしたの?

JD ジムでのトレーニングを多くしたし、コートでの練習ももっとハードなものにしたわ。そうやって、
昨年よりも強い身体を作っていこうと思ったの。

−−ローマで初優勝はクレーでの勝利だったけれど、その時のコンディションと感想は?

JD 他の選手達のプレーもとてもよかったわ。でも、フィジカルではちょっと私の方が勝っていたと思う。
そこが昨年との違いね。クレーコートではフィジカルが強い者が勝つ。だから私はその練習をしてきたのよ。

−−あなたのテンポの速いテニスが、クレーコートとマッチした?

JD そういうわけではないの。クレーコートでのゲームでも今はどんどん早くなっている。私はクレーで
もハードでも関係ないの。確かにクレーコートは1番好きなコートとはいえないけど、一番嫌いというわけ
でもないわ。クレーコートに慣れてきたから、リズムもつかめるようになってきて、良いプレーができるよ
うになったのよ。あなたも(私が優勝したことを)ちょっと驚いたぐらいで、とっても驚いたわけじゃなか
ったでしょう?

−−世界中を回るツアーで大変だと思うことと楽しいと思うことは?

JD 毎週時間が変わって、国も変わることは大変だけれど、だんだん慣れてきて、今はそんなに嫌いなこ
とではないわ。

−−楽しいことは?

JD いいプレーができた時ね。ツアーをまわっていると、良い週もあるし、悪い週もある。人は毎週違う
場所に行くのは大変だねって言うけれど、私はそれを楽しんでいるわ。特に試合に勝ったときは最高ね。シ
ングルス、ダブルス、ミックスに関係なく、本当に幸せな気分になれるわ。

−−イタリアンオープンでツアー初優勝した時もうれしかった?

JD もちろん。大きい大会だったし、とっても嬉しかったわ。一週間通じて良いプレーができたし、モー
レスモやマルチネス(注:原文では「マルチナ」)を倒して勝ったのだからなおさらよ。マルチネスやモー
レスモには5、6回負けていたから。

−−パワー系選手との対戦では、どんな戦略でのぞんでいるの?

JD 彼女達相手に戦略を用いて戦おうとするのは難しいわ。私はただベストのプレーをするだけ。私は飛
んで来たボールをただ打って、後は何が起きるかって感じかしら。そんなに難しい作戦を立ててるわけじゃ
ないのよ。

−−ランキングはどこまで上げたいと思っているの?

JD 今の目標はトップ10。それから後は、そうね、まあ、見てのお楽しみね。

−−グランドスラムの優勝は目指している?

JD もちろんよ。とても大変なことはわかっているけど。ランキングを上げることと、グランドスラムで
勝つことはどちらも大切な目標。今はランキングは上がってきてるから、あとはグランドスラムで頑張ろう
と思っているわ。

−−今の拠点は?

JD フロリダよ。

−−どんな環境なの?

JD サドルブルックというリゾート地の中に私の家があるの。ボートもあるのよ!

−−確かヒンギスやカプリアティもそこを拠点にしてない?

JD ええ。杉山愛も来るわよ。

−−彼女達と一緒に練習をすることもあるの?

JD そんなにしょっちゅうではないけれど、お互いの都合がつけばそんな時もあるわ。


 「年々、みんなが私のことを知ってくれてるみたい。すごく力になる」


−−食生活で何か気を使っていることはある?

JD ちょっとだけ(笑)。試合前はそんなに食べないようにしたりするぐらいかしら。でも、いろんな所
で、いろんな食べ物があるでしょ。だから、おいしくなさそうな物でもなるべく食べるようにしてるの。そ
うね。そんなに気をつかってる方じゃないかもしれないわ(笑)

−−特に好きな食べ物は何?

JD イタリアン。野菜とマッシュルームのピザが大好き。でもピザなら何でも好きよ。

−−ウェアの着こなしで気をつけていることは?

JD オンコートで?(笑) 私が言えることは少ないわ(笑)。時々デザインをするものもあるけど。オ
ンコートとオフコートでは違うし、オフコートでは私が着たいものを着ているけど、オンコートでは、そう
もいかないでしょ?

−−好きな色は?

JD ブルー、深い青というのではなくて、アクアブルーが好き。

−−テニス以外には何をしているの?

JD テニスコートでとにかく多くの時間を過ごすから、オフコートではなにか違うことをしようと思って
いるの。ショッピングとか、映画に行くとか。

−−爪がとてもきれいだけど、お手入れしてるの?

JD 爪の長さは気にしなくてはいけないんだけど、色は変えたりしてるわ。

−−オフコートではどんな服を? パンツ? スカート?

JD どっちも。することによって合わせた服に替えるわ。

−−3年後、5年後、10年後のビジョンは?

JD 3年後にはトップ5に入っていたい。5年後か…、遠い先すぎてどうなっているかわからないわ(笑)。
10年後なんてもっとよ(笑)。うーん。グランドスラムのタイトルを取っていたいわ。多くのプレーヤー
ができるわけじゃないとわかっているけど、がんばるわ。

−−素敵な人と結婚したいとか?

JD 今は考えていないけど、10年後はどうなってるかわからないわ(笑)。その時がきたら考える様に
するわ(笑)。でもそれは今じゃない。今はテニスが第一よ。

−−テニス選手として人々に伝えたいことはある?

JD うーん。難しい質問ね。今年、また日本にやって来て思うのは、たくさんの子供達がテニスを好きに
なってくれてるということかしら。

−−あなたは日本でとても人気があるんだけれど、試合をしていてもそれを感じることがある?

JD それはすごく感じてるわ。3年前より昨年、そして今年と年々みんなが私のことを知ってくれている
ように感じる。それは私にとってすごく励みになってるわ。

−−日本人のサポーターにメッセージを

JD 私とテニスをサポートしてくれてありがとう。これからもずっと続けてサポートしてくれるとうれし
いです。来年もできる限り来たいと思っています。

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[Photo] 移動と試合で疲れていたはずだが、そんな素振りも見せず、インタビューに答えてくれたドキッチ。
彼女が表紙だった10月号を見せると、とても喜んだ様子で、さらに雰囲気もなごやかになった。コートでは
怖いほどの迫力のある彼女だが、笑顔もとてもかわいい。あなたはどっちの彼女が好き?

彼女が着ているのは、
ボーダーTシャツ(15JNT2207)/\5,900
パーカー(15JNU2433)/\12,000
ハーフパンツ(15JNT2905)/\6,300
問合せ/カネボウ鰍eILA □0120-00-8959  http://www.fila.co.jp

[Photo] ドキッチはとても18歳とは思えない、落ち着きのある大人の表情を見せる瞬間も多い。移民、オー
ストラリア協会などとの確執、愛する父親の問題…。そういった苦労が彼女の表情をやや憂いのあるものに
しているのだろうか。

[Photo] コートでの引っ詰めた髪型も凛々しいが、下ろした髪の彼女はいつもとはまた違った雰囲気。

[Photo] 先月号の特別付録の折り目のない物(運ぶ時にちょっとついた程度です)にサインをしてもらった。
もちろん読者の皆さまにプレゼントします!


1983年4月12日生まれ。173cm/57kg。99年のウインブルドンで第1シードだったヒンギスに圧勝してベスト8
に進出し、一躍世界中の注目を集めることになった。高い打点から打ち込んでいくストロークを武器として、
早くからその才能は高く評価されていたが、昨年の後半から成績に結び付けられるようになってきた。今年
の春のイタリアン・オープン(ティアT)でプロ初優勝を遂げる。18歳になった今年はWTAが定める年齢によ
る出場制限が解け、ランキングもトップ10に肉薄している。近い将来の女王候補の一人だ。

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The interview article quoted from the Smash Magazine.

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