Jelena Dokic Tour Results: Interviews

T.T Special Interview [Jelena Dokic]

"T.Tennis" Monthly Magazine - Issue No.21-5 (#241)
Tokyo, Japan
01 May, 2002 (05 April, 2002)
Published by Gakusyu-Kenkyusya

Interviewed during the Toray Pan Pacific Open 2002.

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T.T Special Interview [エレナ・ドキッチ]
  文/神 仁司 撮影/村上 航
  取材協力/フィラ・カネボウ株式会社、木村好江(まぬしあ)

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つややかなブロンド、眩い青いひとみ、キュートな笑顔……。
エレナ・ドキッチの魅力は、決して端正な外見だけではない。
コート上で見せる彼女の超攻撃的なストロークは、
見る者の心に何かを残していく。
たくさんの人々を引きつけていく18歳の少女が、心の中に秘める思いとは−−。
次代のチャンピオン候補の一人であるドキッチの素顔に迫ってみた。

だれもが夢見ることですが、やはりナンバーワンになれたらいいですね。
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 勝った瞬間にいちばん幸せを感じます。

−−01年は、ローマでツアー初優勝し、東京、モスクワでも優勝してトップ10入りを
果たしました。ご自分では、何がいちばん向上したと感じますか。

ドキッチ:01年は、ランキング30位台から8位まで上がりましたが、体調が良かった
ですし、フィジカルトレーニングに力を入れたので身体能力も向上しました。また、
精神的にも成長できました。そういったことが貢献して、ランキングを上げることが
できたんだと思います。

−−02年では、東京からツアーをスタートさせましたが、オフのときは、どのように
過ごしていたのですか。

ドキッチ:ユーゴスラビアで6週間ほど休暇を楽しみました。その後はフロリダで練
習をしていました。いつもマルチナ(・ヒンギス)と練習をするんですが、今回は彼
女とはしませんでした。

−−試合に負けたときは、すごく落ち込みますか。どうやって気持ちを切り替えます
か。

ドキッチ:勝つときもあれば、負けるときもあります。当然勝ち続けることは不可能
ですが、常に前へ進まなければなりません。だから、いつも平常心でいられるように、
気持ちをすぐに切り替えるようにしています。

−−ご自分の性格を自己分析してもらえますか。

ドキッチ:難しい質問ね(笑)。自分で自分のことを言うのは難しいわ。コート上と
プライベートではだいぶ違います。オンコートでは、すごくシリアスになりますが、
プライベートでは、割と開放的で、陽気に振る舞っていると思います。

−−あなたの得意ショットは何ですか。

ドキッチ:特にこれが、というのはありません。ですので、大きな弱点がないとも言
えます。どのショットも均等に使いこなしていると思います。また、練習のときもい
つも均等に練習するように心がけています。

−−お気に入りの大会はありますか。

ドキッチ:世界従のたくさんの大会を回っていますので、特定の一つを挙げることは
できません。ただ、東京の大会(東レPPO)は、しっかりと運営されていて、とて
も良い印象を受けました。

−−得意としているコートサーフェスは。

ドキッチ:グラスコートとクレーコートです。

−−世界を転戦している中で、好きな町はありますか。

ドキッチ:ローマが好きです。トーナメントのときは、なかなか町を見る時間を作る
のは難しいですが、時間ができたときに過ごすのにローマはいい所ね。ショッピング
好きの私にとって、すごく魅力のある所なの。人々が陽気なところもいいですね。ロ
ーマで開催されるイタリアンオープンとは相性がいいですし。そして、イタリア料理
も大好きです。本当においしいんです。

−−いちばん優勝したいと思っているグランドスラム大会は。

ドキッチ:ウインブルドンかローランギャロスで勝ちたいと思っています。

−−よく練習をしたりする仲の良いプレーヤーはいますか。

ドキッチ:やはり試合でいつも競い合うわけですから、仲良く練習したりするという
わけにはいきません。でも、いろんな人と練習をしたりしますし、話したりするよう
にしています。

−−ライバルはいますか。

ドキッチ:全員がライバルです。特にだれかを意識しているということはありません。
ほかのプレーヤーもそうなんじゃないかしら。

−−テニスプレーヤーになって良かったなと思うときは、どんなときですか。

ドキッチ:勝つために一生懸命厳しい練習をしているので、勝った瞬間にいちばん幸
せを感じます。テニスプレーヤーにとっては、それがおのずと目標になりますね。

−−ツアーで世界各地を転戦しているときの苦労は何ですか。

ドキッチ:毎週、世界各地を転々としなければならないので、荷造りも大変ですし、
自分のコンディションを常に保つことにも気を使わなければなりませんから大変です
ね。

−−普段はどのようなファッションが好きですか。また、好きな色はありますか。

ドキッチ:テニスウエアではない服装かしらね(笑)。何でも着ますよ。色はブルー
が好きです。自分のひとみが青いから、ブルーを好きになったんだと思います。また、
テニスウエアはワンピースタイプのものが好きです。見た目もかわいいですし、動き
やすいので。

−−オフのときは、どのように過ごしていますか。

ドキッチ:町を観光したり、ショッピングをしたりします。音楽を聴いたり、映画を
見に行ったりします。最近見た映画の中では、「ノッティングヒルの恋人」がよかっ
たわ。ジュリア・ロバーツが好きなんです。

−−今シーズンの目標は何ですか。

ドキッチ:トップ10の地位を保つことは難しいことだと思いますので、まず、その地
位を維持していきたいです。また、今年もたくさんのトーナメントに出場していきま
すので、できるだけいい成績を残して、さらにランキングを上げていきたいですね。

−−あなたがテニスプレーヤーを続けるモチベーションは何ですか。

ドキッチ:競争心です。どんなことにもそれは欠かせません。その競争心を持って、
毎日厳しい練習を続けていけば、今まで経験したことのないレベルに到達します。や
がて、そのレベルに慣れて、それが日常になっていきます。そのような繰り返しを続
けて、前へ進んでいくのです。

−−あなたのテニスライフの最終目標は何ですか。

ドキッチ:だれもが夢見ることですが、やはりナンバーワンになれたらいいですね。
みんなが目指して、だれもがなれるわけではありません。できるだけその目標に近づ
けるよう、日々努力をしていきたいと思います。もし達成できたら、すごくハッピー
な気持ちになるんでしょうね。とにかく、ベストを尽くしていきたいです。


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エレナ・ドキッチ
1983年4月12日生まれ。18歳。身長175cm、体重60kg。
WTAランキング8位(3月4日付)。国籍ユーゴスラビア。
99年のウインブルドン1回戦で、マルチナ・ヒンギスを破
って勢いに乗りベスト8に進出し、一躍脚光を浴びる。01
年には、イタリアンオープン(ティアT)でツアー初優勝を
飾ると、東京(ティアU)、モスクワ(ティアT)でも優勝し、
トップ10入りを果たす。ストロークのハードヒットが武器。
ドキッチの才能の高さは、ヒンギスも認めている。

ノースリーブポロ \6,500 15JPT2005
カプリパンツ \6,900 15JPU2705
CIRCLE LEATHER(シューズ) \9,800 7TJPU3029

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取材こぼれ話

 娘がインタビュー取材を受けているのを、そばでやさしく見守って
いたドキッチママ・リリアナさん。最近気に入った映画は?という質
問をしたときには、リリアナさんが、「ノッティングヒルの恋人」じゃ
ないのと助け舟を出していた。
 T.Tennisを見せると、娘以上に興味津々。「日本のテニス雑誌は、
世界でいちばん写真がきれいね」「T.TennisのTはどういう意味が込
められているの? Tokyo? Technical?」などといろいろ話しかけ
てくる。そして、「T.Tennisは、日本で最もメジャーなテニス雑誌な
の?」と尋ねてきたので、「もちろん!!」と神が答えておきました。
 秋にまたお会いできるのを楽しみにしてま〜す。

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The interview article quoted from the T.Tennis Magazine.

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