「さ」


サイクル  [ さいくる ]


波形の1周期のこと。もしくは自転車。


サイケデリック  [ さいけでりっく ]


1960年代に生まれたドラッグでデロデロな音楽。「psycho」が「delicious」だ、ということらしい。


サイド・ギター  [ さいど・ぎたー ]


ステージの隅っこで寂しそうにギターを弾いている人、もしくはその人が演奏するパートのこと。けっして目立ってはイケナイ。以前、「わがバンドにはリードギターがいないがサイドギターが二人もいる」と豪語している連中がいたが、確かにどっちもリード取れてなかったなあ。


Sound Craft  [ さうんど・くらふと ]


英国のレコーディング/PA用のミキサーを作っているメーカー。アナログ卓はHAが秀逸だがデジタル卓でコケた感あり。アマチュア向けに「SPILIT」なるものを出し始めてからおかしくなった。通称「サンクラ」。


サウンド・チャート  [ さうんど・ちゃーと ]


昔のアナログシンセなどは作った音をプリセットできなかったので、現場で作るのが当たり前だったのだが、同じ音を再現するためにパネルの絵を書いてツマミの位置をメモっておくことが一般的であった。そんな紙が「サウンドチャート」と呼ばれるようになった。説明書の最後あたりに載っているので、コピーして使いましょう。コンパクトエフェクターでも良く使うなあ。今だったらデジカメで撮れば楽ちんだ。


サウンド・トラック  [ さうんど・とらっく ]


巨大なスピーカーを積んだトラックのこと。もしくは映画の劇中で使うために作られた音楽。


Sound Tracs  [ さうんど・とらっくす ]


これまた英国のレコーディング用ミキサーを作っているメーカー。Topazなんかはお手頃でよかったなあ。通称「サントラ」。


サウンド・ハウス  [ さうんど・はうす ]


千葉県成田市を本拠にする激安通販楽器店。筆者も大変お世話になっております。平行輸入品を正々堂々と売っている姿には感動さえ覚える。保証なくても、取説英語でも、メーカーに修理断られても、安い方が良いものもあるのだ。


サウンド・ホール  [ さうんど・ほーる ]


アコースティックギター、バイオリンなどのボディーに空けられている穴。これらの楽器は内部が空洞で共鳴するようになっているが、この共鳴音を外に出す穴である。大きい程高域が出るらしい。バイオリンなどのサウンド・ホールはその形がアルファベットのfに似ている事から「fホール」と呼ばれる。


坂本龍一  [ さかもと・りゅういち ]


すごく偉い人。映画「戦場のメリークリスマス」で有名になったので、本家「戦場のピアニスト」といえるだろう。通称「教授」、お笑い好きでコントで女装したりもしている。あれを見た瞬間、「世界のサカモト」はブッ飛んだ。


サーキット  [ さきっと ]


電気回路(閉回路)のこと。もしくはレース場。鈴鹿サーキットが有名。この二つの違いは、ぐるぐる回る物が電気か自動車かの違いであろう。


サザン・ロック  [ さざん・ろっく ]


アメリカ南部で生まれた泥臭いロック。カントリー&ウエスタンにR&B、さらにはハードロックのテイストを混ぜたようなもの。「オールマン・ブラザーズ・バンド」「ZZ Top」が有名どころ。


sus4  [ さす・ふぉー ]


4度掛留和音。コードの変化する部分で、前のコードの一部が後続するコードにそのまま引き継がれる事をサスペンションというが、完全4度のサスペンションを「sus4」と呼ぶ。非和声になるので、そのまま長3度に移行して解決する。流れの中で一時的に使う事が多く、筆者は大好きである。


サスティナー  [ さすてぃなー ]


フェルナンデスが生み出した魔法のピックアップ。音が半永久的に伸び続けるという不思議な上にどう使って良いのかワカラン代物。ドライバーで強制的に弦を振動させているそうです。


サスティン  [ さすてぃん ]


楽器などの音が持続している状態。太鼓などは「ぽんっ」と音が出てすぐになくなるので「サスティンが短い」と言う。トライアングルなどは「ぽおーん」と音が出っぱなしになるので「サスティンが長い」と言う。シンセサイザーでは、鍵盤を押して音が立ち上がった後、鍵盤を離すまでのレベルを指す。ADSRの「S」のこと。


サスティン・ペダル  [ さすてぃん・ぺだる ]


ピアノなどの鍵盤楽器で、音を伸ばすために踏むペダルのこと。シンセの「サスティン端子」に繋がっていればそれはサスティンペダルなわけで、べつにダンパーじゃなくても良いのだが、皆なぜかダンパーを好む。


サチュレーション  [ さちゅれーしょん ]


過大入力で歪んでいる状態。オーバードライブではない。ネガティブな意味である。


サッカー  [ さっかー ]


11人と11人でボールを蹴って相手ゴールに入れた点数で競う世界でもっとも普及したスポーツ。神がつくりたもうた奇跡。なにはともあれファン・バステン。


サックス  [ さっくす ]


木管楽器の一種で、ソプラノ、テナー、アルト、バリトンと音域により種類も抱負。金色だけど木管なの。意外にもオーケストラには基本的に入ってません。オーケストラにサックスを入れる時は外部の人を客演として呼ぶのが普通です。まあ、クラシック楽器じゃないってことだ。発明したのはベルギー人のサックスさんです。


擦弦楽器  [ さつげんがっき ]


弦を擦って音を出す楽器。バイオリンやチェロなど。筆者も若かりし頃にバイオリンの弓でギターを弾いたことがあるが、マトモな音は出なかった。


サード・パーティー  [ さど・ぱーてぃー ]


以前「サード・パーティー」というメーカーがあると勘違いしている人物がいて、「サード・パーティー製のメモリも使えます」と説明書に書いてあったものだから一生懸命さがしていた。ないぞ。ちなみに「オムニバスってバンドは、いっぱいアルバム出してるなあ」と言い切ったのも同一人物。


サドル  [ さどる ]


アコースティックギターのブリッジ部分にある象牙やプラスチックでできたコマで、弦高を決めるもの。弦の圧力でブリッジに固定されているので、弦を外すとサドルも外れる。よって簡単に取り替えられる。取り替えたり、外したものを削ったりして弦高を調整する。自転車の座る部分とはあまり関係が無い。


サビ  [ さび ]


  1. ギターの弦に巣食う物質で、梅雨時に顕著になる。酸化鉄。
  2. 楽曲の構成部分の一つで、冒頭のテーマとは対照的な部分を指す。べつに無くても良い。「A-A'-B-A"」という構成の「B」の部分だね。構成的にはっきりしない場合でも、中間部分で何らかの変化があった場合に「サビ」と呼んだりする。英語では「ブリッジ」と呼ぶ。いきなりサビから始まってイントロ(もしくはAメロ)に戻る「サビ頭」という構成は小室哲哉が多用してお馴染みになった。


サブ・ウーファー  [ さぶ・うーふぁー ]


超低域用スピーカーで、再生周波数帯は20Hz〜100Hzくらい。ほとんど振動、音圧のみで、音としてはあまり感じられない。5.1などのサラウンドでは「.1」扱いをされてしまう可哀相なスピーカーでもある。ああ小数点以下。


サーフ・ミュージック  [ さふ・みゅーじっく ]


1960年代初頭、カリフォルニアを中心に一大ムーブメントを巻き起こしたジャンルで別名「ホット・ロッド」。インストも歌アリもどっちもサーフ。何はともあれビーチボーイズ。


サブソニック  [ さぶそにっく ]


人間が音として感じられないほど低い周波数の音。普通は30Hz以下。この帯域はもはや音ではなく、楽器の共振や機械的振動がほとんどなのだが、あると不思議な迫力が生まれる。筆者はこれがあるとお腹が痛くなるのでキライだ。


サブドミナント  [ さぶどみなんと ]


スケールの第4音。キーがCならFのこと。


Sammy Hagar  [ さみー・へいがー ]


御存じ「Van Halen」2代目ヴォーカリスト。セールス的には最も恵まれた。筆者はそれでもデイヴ支持派。


サム・ピック  [ さむ・ぴっく ]


親指にはめるピック。元来アコースティック用だが、筆者はエレクトリックでも使います。


サラウンド  [ さらうんど ]


DVDの普及ですっかりお馴染みになった臨場感溢れる再生システム。現在の主流は5.1サラウンドだが、すでに6.1もある。皿うどんとは関係ないが、カタカナでサラウドンと書くとかなりの確率で間違う。


サルサ  [ さるさ ]


音楽的にはキューバ音楽がルーツだが、実際にはニューヨークの黒人、イタリア人、スペイン人が生み出したラテンミュージックの一種。


三角波  [ さんかくは ]


波形の一種で形は三角形。基本的な波形なので、ほとんどのアナログシンセに搭載されている。尖っているので刺さると痛い。


残響  [ ざんきょう ]


風呂場で歌うと上手く聞こえる現象のこと。様々な遅延時間を持った多数の反射音を合成して得られる。


サンバ  [ さんば ]


「リオのカーニバル」で使われる音楽。実際には多種多様で、ブラジルのアフリカ系音楽の親玉といっても良いくらい。


サンバースト  [ さんばーすと ]


ギターやベースの塗装の一種で、「ぼかし」のこと。外側が濃く、中心に向かって薄くなり、木目が透けて見える。1950年代からフェンダーやギブソンが「いかに良い木目の木を使っているかをアピールするため」に始まったらしい。筆者の愛機S540はブルーサンバースト。


サンプラー  [ さんぷらー ]


サンプリングする機械。シンセサイザーとしての機能も合わせ持つものが多いが、その機能を使う人は少数である。ああ嘆かわしい。


サンプリング  [ さんぷりんぐ ]


日本語では標本化と呼ぶが、早い話がデジタル録音のこと。音を時間軸と振幅でサイの目状に切り刻んで、デジタルに置き換える作業。


サンプリング周波数  [ さんぷりんぐしゅうはすう ]


サンプリングする際の細かさを表す。1秒間に何回サンプリングするかを数字で表すもので、「44.1KHz」なら1秒間に44100回録音しているのだ。大変そうである。難しい説明は省くが、サンプリング周波数の半分の周波数までしか録音/再生出来ないことになっている。人間の耳は20KHzまで聴こえると言い張っている人が多いので、その倍、40KHzでサンプリングすれば大丈夫であろう、と思っている人も多い。サンプリング周波数の数値を大きくすればそれだけ再現性も高まるのだが、細かくした分だけデータ量が増えるのだ。そのぶん処理にも時間がかかる、困った困った。


S/H  [ さんぷるあんどほーるど ]


もともとはアナログシンセに搭載されていた電子回路で、電圧を記憶して次の信号がくるまで保持しておくもの。何に使うかというと、鍵盤のスイッチである。もともとシンセサイザーの音程は電圧(VCO)でコントロールされていた訳で、鍵盤ごとに異なる電圧をコントロールして音程をつけていた。その電圧を鍵盤を離した後も保持していないと、指を離した途端に音がブチ切れるのだ。そこでS/H回路を使って次の鍵盤が押されるまで電圧を保持することで解決していた。現在ではディレイなどに組み込まれ、次の音が入るまで延々とディレイを続けるといった使い方もされている。

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