予防接種

予防接種全般のスケジュール・注意事項を記しています。

国内で接種可能なワクチン・標準的接種年齢については、このページの最下段のIDSCのスケジュール表に示されています。

予防接種法のワクチンは無料または自己負担額低減(年齢制限があります)。
任意接種のワクチンは有料です。


自由診療のページに任意接種(自費)の料金と個々のワクチンの説明のリンクがあります。
直近一年以内の予防接種に関するニュースはお知らせやブログも参照してください。

各ワクチンの詳細な説明は、自由診療のページの該当するワクチンの名前をクリックするとPDFで入手できます。

予診票は、自由診療のページの該当するワクチンの料金部分をクリックするとPDFで入手できます。

当院ではワクチンの接種は在庫の関係上、基本的には予約制ですので、
お電話でお気軽にご相談・ご予約ください(℡ 086(271)2655)。

一般的にワクチン接種により、80%以上の確率でその病気の発症をブロックするのに十分な免疫ができます。しかし、ワクチンを打っても免疫ができずにその病気にかかることがあります(Wactin failure)。また、ワクチンしてから長期間経ったり、その病気に長い間接触することがないと、免疫の記憶がはっきりしなくなり、従来、終生免疫(一生に一度しかかからない)とされていた病気に感染後、発症阻止できずにかかってしまうことがあります。当院では可能な限り有機水銀の入っていないワクチンを接種しています

麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)を1歳のお誕生日のプレゼントにしましょう

小学校入学準備に2回目のMRワクチンを!

2014年10月に水痘ワクチンと高齢者の肺炎球菌ワクチンが定期接種になりました。

2015年5月から、髄膜炎菌ワクチンは、発作性夜間ヘモグロビン尿症に用いるエクリズマブ(製品名:ソリリス点滴静注)投与対象者は健康保険適用があります(任意接種)。

2016年10月にB型肝炎ワクチンが定期接種になりました。

●接種間隔について

日本では接種するワクチンの種類により別の予防接種を行うまでの間隔が次のように必要です。

  ■生ワクチン:次に行う予防接種まで4週間以上間隔をあけましょう。

ロタウイルス・結核菌(BCG)・麻疹風疹(MR)・おたふくかぜ(ムンプス)・水痘(水ほうそう)・噴霧型インフルエンザ(FluMist)

 ■不活化ワクチン:次に行う予防接種まで1週間以上あけましょう

四種混合(DPT-IPV)・二種混合(DT)・日本脳炎・インフルエンザb型菌(Hib)・小児用肺炎球菌(PCV13)・B型肝炎(HBV)・成人用肺炎球菌(PCV23)不活化インフルエンザ(Flu)・髄膜炎菌・子宮頚癌(HPV)・破傷風トキソイド・狂犬病・A型肝炎(HAV)・髄膜炎菌

 

●当院では同時接種をしています

海外では複数の予防接種を同じ日に行う同時接種は普通に行われています。
CDC(米国疾病予防管理センター)の記載でも下記のようにコメントしています。

・頻用されている生ワクチン・不活化ワクチンの同時接種(同日接種)は、抗体反応を減少させたり、副反応の頻度を増やすことはない。
・子どもの適齢期に十分な免疫を得られる可能性を増やす単には接種対象の子どもに対して、幼少期の予防接種スケジュールに沿ってすべてのワクチンを同時接種することは非常に重要である。

当院では基本的には生ワクチン以外の組み合わせで同時接種をしています。生ワクチンを含む同時接種はご相談の上で行います。

施設写真

 

定期接種について

公費助成(無料)予防接種には接種可能年齢があります。接種可能年齢は大きくとってありますが、その伝染病にかかりやすい年齢を考慮して、標準的接種年齢での接種が望ましいとされます。

国内で接種可能なワクチン・標準的接種年齢については下記のIDSCのスケジュール表に示されています。

接種可能年齢内であれば、スケジュール通りに接種ができなかった場合にも、任意接種(自費:自由診療)で接種が可能な場合がありますので、個別に事前相談してください。

 


機器写真

 

任意接種(自費)について:自由診療のページも参照ください

国内で接種可能なワクチン・標準的接種年齢については下記のIDSCのスケジュール表に示されています。

乳幼児~小児に推奨される任意接種のワクチンは以下の通りです(定期化=公費化されたものは除外しています)。料金は市場価格で変動することがあります。。

   1) ロタウイルスワクチン  
ロタウイルスのワクチンには2回接種のロタリックス(1価)と3回接種のロタテック(5価)があります。 両方とも生ワクチンですので、次の他のワクチン接種まで4週間間隔をあけます。
生後6週~接種できる内服(経口)の飲むワクチンです。 当院ではどちらのワクチンもお選びいただけます。

   2) おたふくかぜワクチン
1歳頃と6歳頃(年長児)の計2回が世界標準です。 生ワクチンですので、次の他のワクチンまで4週間間隔をあけます。

   3) インフルエンザワクチン

季節性インフルエンザに対するワクチンです。いわゆる新型インフルエンザには効果は薄いと思われます。1歳以上をお勧めします。65歳以上は不活化ワクチンは定期接種になります。

当院では、2~59歳は噴霧型の生ワクチンのFluMistも利用可能です。


●海外渡航用ワクチンについて

海外渡航用ワクチンについては、ワクチンが取り寄せになります。あらかじめ、ご相談ください。

また、スケジュール通りに行うと完了するまでに6ヶ月かかるワクチンもございます。渡航が決まったら、早めの接種を計画してください。料金や接種可能なワクチンや接種証明書などの診断書については自由診療のページを参照ください。

黄熱病については、一般医療機関での接種は行われておらず、検疫所での接種になります。

注意事項・副反応・補償・有機水銀について

 

注意の必要なケース

軽い風邪: 37.4度以下で全身状態が良ければ、軽い咳や鼻水があっても接種可能な場合あり、一般に回復期は接種可能な場合が多いとされています。

病気の後: 免疫能の回復を考慮し、麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜの後は4週間、突発性発疹・乳児下痢症・インフルエンザなどは2週間の間隔が必要です。γグロブリンの投与を受けた場合には6ヶ月は麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜの接種はさけましょう。

けいれん: 単純性熱性痙攣の場合は2-3ヶ月の観察期間の後、通常通りの接種でかまいません。

卵アレルギー: 麻疹・おたふくかぜ・インフルエンザの接種で注意が必要ですが、ケーキやカステラなどが食べれるような軽度の卵アレルギーでは通常は問題ありません。重症の場合には、事前に皮内反応を実施し可能と判断されれば行えます(下記参照)。しかし、麻疹は早めに接種が望ましいです(ここ10年以内でも未だに日本では毎年10-20人のお友達の死亡例があります)。

喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎: 卵やゼラチンに注意が必要しながら接種します。

食物アレルギー児のワクチン  食物アレルギーのある子供はワクチン中のゼラチンや鶏卵成分などに過敏性を示すことがあります。近年はワクチン成分からゼラチンが除かれてからは強いアナフィラキシーショックのような副作用は激減しました。高度の卵アレルギーでは、麻疹・ムンプス・インフルエンザなどのワクチンの鶏卵成分に反応する例があり、ワクチン100倍希釈液0.02mlでの皮内テストを行うことがあります。15分後の径10mm以上のものを陽性とします。大学病院などに依頼することが多いです。



予防接種の副反応

ワクチンは体に免疫を作らせるために行います。

ワクチンは弱毒化された病原体や毒素を含み、他に安定剤や防腐剤が添加されています。

これらは体にとって異物ですから、予防接種後に副反応・免疫反応が現れることがあります。

副反応の一つに、通常30分以内(最低24時間以内)におこる即時型の反応で、じん麻疹・手足のしびれ・動悸・めまい・呼吸困難・血圧低下などの症状がでるアナフィラキシーがあります。

その予防・対応のため予防接種後10~15分は院内で休んで帰るようにしましょう。


補償について

予防接種法によるワクチン(定期接種)は、補償も手厚く後遺症を含め補償されます。

予防接種法によるワクチン以外(自費接種)は、医薬品医療機器総合機構法により、薬害としての補償がありますが、補償内容は予防接種法に定めるワクチンよりも少なくなっています。

輸入ワクチンでは、これらの国内法による補償が期待できないため、当院では、補償内容は多くはありませんが補償保険に入っている輸入業者からワクチンを購入しています。


有機水銀について

当院では可能な限り有機水銀の入っていないワクチンを接種していますが、
ワクチン入手困難などのために、有機水銀入りを使う場合もあります。



IDSCの日本の定期/任意予防接種スケジュール

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