イワナの日-GW東北釣行その2(2002.5.1)

5月1日、山形は庄内地方をめざす。まっすぐ目的の川へいく、というのも芸がない。それほど釣れた覚えはないが、時おり探釣している川へ寄り道する。例年だとまだドライでは早いか、といった感じなのだが、さすがに今年の陽気で水温は思ったより高い。14度、これなら問題ないだろう。

写真、このくらいのがポンポンでた

入渓してしばらく釣りあがると、瀬の中のスポットや岸際の岩の陰など、いかにも竿抜けというところからポツリ、ポツリとイワナが顔を出し始めた。20cm前後だが、このくらいのサイズ、数なら私にとっては十分な遊び相手だ。いつの間にかミドリカワゲラがもの凄い数で乱舞している。スーパーハッチといっていいだろう。

写真、大岩の向こうにプール

4尾ほど釣ったところで、巨岩が塞ぐように立ち上がり、その上がプールになっているポイントに出た。気配があるのでしゃがんで岩まで近づき、そっと顔だけ出して様子を伺う。岸(崖)沿いの筋とプールの中央が実にいい感じ。と思ったら中央で小さな水柱がポコッと起った。ライズだ、あの手のライズは案外型が良い。

岸沿いのポイントを荒らさないためには、ヒットしたら即座に手前まで寄せなければならない。12ftで5Xという無骨なリーダーシステムは、こういう状況では強い。岩に隠れながらキャスト。2、3回のドリフトでヒット、スコットG804のバット・パワーに物を言わせて強引にポイントから引き離す。24、5cmだが太っているのか重い。ちょっと躊躇したが男は度胸、大岩越しに抜き上げる。

このサイズが出たなら、岸沿いからは小型しか出ないかも知れない。もう一度、大岩越しにポイントを確認する。さっきの取り込みで潰したとは思うが、念のため目前のヒラキにあたる部分にフライを入れる。予想に反して20cm弱のイワナが出て、これは軽々と抜き上げる。これなら岸沿いも大丈夫だろう。

三度、大岩越しに岸沿いを観察する。その岸沿いの流れで小さく水柱が起った。ライズだ、やはりいた。数回ドリフトさせたところでフライがフッと消えた。食った、と確信してセットフック、ヒット。でかい、重い。慎重にやり取りし、ネットに収まった魚体にメジャーをあてる。31cm、やった、尺イワナだ。

写真、ヒレピンの尺イワナ

写真、まさに釣り放題

ここから先はプールのライズを狙って、ヒラキの魚を見つけて、巻き返しにフライを止めて・・・20cm弱〜25cmくらいのイワナを釣り放題。トータルで20尾ほど釣ったところで後ろの木にフライを取られた。もう十分、と川から上がる。

昼食もそこそこに本来の目的地である庄内へ移動。そこで私を待っていたのは茶色い濁流だった。既に雪代は終わってる川ですら轟々。どこにいっても轟々・・・そういうオチかい。

渓流のドライ フライフィッシング - Dry Fly Manias Association  / Yanma,2002.5.1