イワナの日、ふたたび-GW東北釣行その3(2002.5.2)

5月2日、一晩たっても川にはまだ濁りが残り、水位も相当に高い。即断即決、前日に爆釣した川へ大急ぎで移動する。

写真、23、4cmのイワナ

昨日は瀬でも出た、ヒラキにもいた。しかし、今日はそういうところには気配もない。ハッチも昨日ほどのスーパー状態ではないとはいえ、いったいどこへ消えたのか、と不思議に思えるほど(あれから抜かれてしまった、ということもありえる話だが)。それでも大場所からは確実に反応がある。アベレージ・サイズもやや大きい感じ。

写真、ライズをふたつ取った大プール

昨日もライズを取った大プールに到着。今日もライズしている。その数ふたつ。下から順番に狙って両方とも簡単にゲット。だいたい、昨日も今日もフライはアダムス#14とエルクヘアカディス#14しか使っていない。フラットなプールでもそれで通用してしまう。それどころか繊細なパターンでは反応が悪くなる。いかにも東北のイワナ釣り、という感じだ。

写真、ライズの主

昨日ほどの数は出ないため、より奥まで釣りあがっていく。ポツリ、ポツリだがイワナは釣れる。そろそろ入退渓点だったかな、というところまで上がり、最後の大場所となる深い淵の連続する地点に入る。大きな巻き返しの真中にフライを落とし、そのまま止める。次の瞬間、真下から慌て気味でガボッと食ってきた。27cm、よく太った、精悍な顔つきのオスだ。

写真、27cm、丸々としたオスのイワナ

秋なら近くにペアリング相手のメスがいるんだろうけどな、と思いつつ、そのすぐ上の淵を攻める。反転流から別れて落ち込みに向かう流れをトレースしていると、下からゆっくり、ゆっくりといいサイズが上がってきた。フライを吸い込んだあと、十分に潜るまで待ってからあわせる(ここまで待てないと東北のイワナは釣れない。ホントだよ)。ほぼ同サイズのメスだった。ペアで春まで仲良く過ごしていたのだろうか。

入退渓点についた時にはちょうど10尾をキャッチしていたので、ここで納竿することにした。目当ての川では竿を振ることすらできなかったが、思わぬところで最高の釣りができた。川は釣って見るまでわからないし、一度や二度ではわからない。坊主でもかまうもんか、と開き直ってとにかく釣って見る、こういうお馬鹿な探究心、好奇心も時には必要なのかも、ね。

渓流のドライ フライフィッシング - Dry Fly Manias Association  / Yanma ,2002.5.2