渓流用FlyFishingタックルを揃えよう(3)

7.ベスト

写真、フライフィッシング用ベスト、たくさんの小物が収用できるようになっている
フライ用ベスト

物が色々増えてくると、効率的に収納すること、そしてそれをなるべく肩が凝らないように持ち運ぶ必要性が出てきます。そのためにフライ専用ベストというものがあります。ベストを買うときに一番重視して欲しいのが肩のパッドの作りと、それが自分に合うかどうかです。

よくできたベストだと相当に物を詰め込んで重くなっても、一日着込んでいても肩が凝ることは少ないです。これがパッドの貧弱なものは1、2時間着ただけで肩から首にかけて鈍痛が走ります。

安いベストはどうしてもこの辺が弱いのですが、そういうものを買ってしまったり、あるいは貰ったんだけどどうも自分に合わないようだ、という場合は、手芸洋品店などで肩パッドが売ってますので、ベストの裏に取り付けるなどしてみてください。

8.ランディング・ネット

あれば魚をキャッチしやすくなります。が、反面魚の体表面の粘液を剥がす恐れがあったり、目が粗いものはエラなどに絡んでこれまた魚を傷めます。リリースするつもりで釣りをするなら、目が細かく柔らかい網を使ったリリース用のネットを使いましょう。

写真、ランディング・ネット、ベスト背面にぶら下げるのが一般的
ネットとワイヤー・リール

これも値段がピンキリですが、趣味の世界なのでお金をかけたい人はかけてもいいです。

ネットは通常ベストの後ろにワイヤー・リールやリリーサーと呼ばれるものでぶら下げます。これは釣りをしている間邪魔にならないように、そして必要な時は素早く出せるようになっています。

9.その他

写真、小物いろいろ、ベスト全面に取り付けておく
1)フォーセップ、2)水温計
3)クリッパー、4)メジャー

リーダーやティペットを切るためのものが何か必要です。爪切りやハサミで代用してもいいですが、クリッパーという専用のものもあります。専用だけに使い勝手はいいです。また、こういうものをベストにぶら下げるピン・オン・リールというものがあります。これは紛失防止になり使い勝手も向上しますので、できれば買いましょう。

釣った魚からフライを外しにくいとき、無理に外したりすると魚を強く握って傷めてしまったり、フライフックが曲がってしまってダメになったりします。ハサミとペンチがいっしょになったようなフォーセップという道具で、フックを挟んで外すと楽に外せます。魚にも自分の懐にも(<フライの消耗を抑えることができるので)優しい道具ですのであるといいでしょう。

使用済みのフライをボックスに入れると、そのフライだけでなくほかのフライを錆びさせる原因になります。また、もう一度結びなおすときにすぐ出せるように、また今日使ったフライがすぐにわかるようにフライ・パッチというものを胸につけておき、これにフライを刺しておきます。ムートンのものが一般的です。

ニンフで釣る場合、目印にもなる浮子(マーカー)と、フライを沈ませるための錘(シンカー)もあるといいでしょう。色々種類がありますが最終的には好みということになります。私自身は両方ともパテ状のものを使っています。これは量の微調整が可能なのと、着脱が容易なのでドライに戻すときに楽だからです。

他にも水温計とかストマック・ポンプとか、あるとデータ採りに役立つものなどもありますが、最初のうちは必要ないでしょう。

10.賢い買い物をする

必須のものだけでもずいぶん色々ありますし、便利に釣りをしたいと思うと欲しい小物も出てきます。これを全部買うには結構お金が必要になりますのでなかなか大変です。そこで、なるべく安く調達することが大事になってきます。

まずは、もらえるものはもらうことが重要です。たまに奢らされたりしてかえって高くつくこともありますが、フライなんかは「いやーそれ釣れそうですね、いいなー欲しいなー」などと煽てられるとついあげちゃうものです。そういうフライマンの心理を利用しましょう。ロッドなんかも気に入らなくなったものなどがもらえたりすることもありますし、頼めば色々なものが中古としても破格で手に入ったりします。

バーゲンや特価品を積極的に利用しましょう。ロッドなんかは何年かおきにモデルチェンジしますので、その時廃番になるモデルも出てきます。こういうのは廃番特価がつきますし、さらにバーゲンで値下げになってることもあります(私はもっぱらこの手で高級ロッドを定価の5-6割くらいで入手してます)。こういうチャンスを利用して、なるべく安く、あるいは同じ値段でよりよい物を買うようにしましょう。

渓流のドライ フライフィッシング - Dry Fly Manias Association  / Yanma ,2001.3.6