かって、「芦屋エスペラント会」があった...

Iam estis Aŝija E-Societo...


 

Padma, la eta dancistino (257)


仮題 『かわいい踊り子、パドマ』

Tibor Sekelj;
著者 チボール・セケリ



(16.5 cm x 20.4 cm x 0.9 cm  80頁、 Grafokom 社,   ザグレブ、 2013年)
(KLEG より、 1,400円)

Unu vorte: 民俗学者セケリさんが、インドの地方の暮らしぶりを、仲良くなった子どもたちを応援しながら、童話風に紹介する。

目次など … 全10章。文字は大きくて読み易い。各章に一枚ずつ全頁大の挿絵がある。

第一章 幽霊に会う … インドの地方の村 Kondapur に滞在することを決めた探険家のBend さん、滞在先の娘、 Padma が幽霊を見たと怖がっているので、様子を聞く。村の新築中の家で友達と遊んでいると、幽霊 (spirito) が突然入ってきて飛び回ったと。Bend さんがその謎を解いてやる。

第二章 蛇使い … 村のはずれに蛇使いがやってきた。笛の音で籠からコブラの鎌首をもたげさせ、踊らせる。感心した村人からお金をたくさん集めたその男が村はずれで眠りについた夜、村中に悲鳴が響き渡る。「ギャッー! コブラだ!」勇敢な Padma と男の子の Virendra がコブラに立ち向かう。

第三章 華やかな春 … 春の到来を、村人たちは一斉にお互いに色の付いた水を掛け合って祝う。Bend さんも仲間はずれにならないように加わる。インド舞踊のダンサーも楽隊とともにやってきて、華麗な舞を見せる。Bend さんの計らいで、Padma は、プロから舞踊の手ほどきを受け、足環をもらう。その夜、padma は興奮してなかなか寝付けない。

第四章 修道僧とその説話 … 村に、修道僧 (saduo) がやってきて、大きな木の下に座った。村人たちがとりかこみ、話をしてくれと頼む。Padma は、なぜシバ神がいつも踊っているのかと聞く。義父に嫌われ、そのことを悩んだ妻が亡くなっってしまったので、シバ神は妻の亡がらを抱いて今も世界中を踊りまわっているのだと僧は語る。Pasma はBend さんに僧が語るいろいろな話は本当のことなのかと聞く。

第五章 結婚式 … 村の風習にのっとった結婚式。Padma は、踊り子にもらった足環をつけて、教わった踊りを披露する。

第六章 新しい幽霊の正体 … Bend さんは Padma と Virendra を遠く離れた学校へ通わせようと、両親の許可を得て、二人を連れて町へ行く。村では、Bend さんに子どもたちが売り飛ばされてしまうのではないか、などとちょっとした騒ぎになる。休暇あけに下宿先などの手配をするとの校長の許可を得て、涼しくなった夕方、再び村へと三人は出発する。先に歩き出していた Padma たちに、町で買い物をしたあと、追いつこうと Bennd さんが足を速めると、向こうから月明かりのなか、子どもたちが恐ろしい幽霊が出たと泣き叫びながら戻ってくる。今度の幽霊の正体は?

第七章 洞窟の中の声 … Kondapur では、水牛がよく飼われている。原っぱへ連れ出し草を食べさせるのは子どもたちの仕事だ。水牛を遊ばせながら、子どもたちがかくれんぼをしている。Virendra がオニのとき、ほかの子どもたちはすぐ見つかったのに、Padma が見つからない。良い隠れ場所を見つけたのではなく、足元が崩れ大きな穴となり、そこへすべり落ちてしまって抜け出せなくなったのだ。落ちた場所にはいくつかの像があり、それらに Padma は魅せられてしまう。あとで、皆にどこへ行っていたのか聞かれ、Padma はそのことを、皆にからかわれないよう、秘密にしておこうと決める。

第八章

第九章

第十章